新しい学校のリーダーズ『オトナブルー』以外振るわず…紅白初出場後は「一発屋」で終了か

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大みそかの風物詩『第74回NHK紅白歌合戦』に、『新しい学校のリーダーズ』がリストアップされているようだ。

同グループは、アメリカを拠点とする音楽レーベル兼メディアプラットフォーム『88rising』より、2021年に世界デビューを果たした女性4人組ダンスボーカルユニット。2020年に配信された楽曲『オトナブルー』が今年になって大バズリし、TikTokの関連動画再生数が31億回を突破、「TikTok上半期トレンド大賞2023」では同楽曲が大賞に選ばれていた。

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そんななか報じられたのは、「紅白」初出場歌手として新しい学校のリーダーズが検討されているというニュース。今月中にも出演を打診する方向で最終調整が進められるという。

「『紅白歌合戦』の選考基準といえば、『今年の活躍』『世論の支持』『番組企画にふさわしいか』の3点。『オトナブルー』が大ヒットした新しい学校のリーダーズは、すでに『今年の活躍』と『世論の支持』という条件を満たしているといえるでしょう。

また今年の『紅白歌合戦』のテーマは『ボーダレス-超えてつながる大みそか-』です。彼女たちは海外から〝逆輸入〟される形でブレイクしたアーティストなだけに、この基準もしっかりと満たしています。あとはスケジュールさえ合えば、彼女たちの初出場はほぼ確実でしょうね」(音楽ライター)

瑛人や植村花菜と同じ轍を踏む?

また10月3日からは初の冠番組『新しい学校のリーダーズの課外授業』(テレビ朝日系)もスタートし、彼女たちの勢いはますますとどまるところを知らない。しかし念願の紅白初出場を遂げたとしても、その後音沙汰がなくなってしまったアーティストは数多く存在する。

例えば2020年の大ヒット曲『香水』で「紅白」初出場を果たした男性ソロ歌手・瑛人も〝一発屋〟と言われた人物。最近はその姿をめっきり見なくなり、2021年5月にお悩み相談バラエティー番組『ヘイ!モンジュ!~迷えるわたしに教養を~』(NHK)へ出演した際には「これからの音楽人生がぼんやりしている」と不安を覗かせていた。

一方、『トイレの神様』が大ヒットしたシンガーソングライター・植村花菜は、2010年の「紅白歌合戦」で初出場を果たす。およそ8分間にわたる〝紅白仕様〟の同楽曲を見事歌いきり、大きな話題になったのだが、その後のアーティスト活動に目立ったものはない。

「『オリコン』が発表した2023年8月度の『月間 アルバムランキング』によると、8月16日にリリースされた新しい学校のリーダーズの最新アルバム『マ人間』は推定売上枚数7,751枚という、何とも乏しい結果でした。そもそも『オトナブルー』以外の楽曲はいまいち話題になっておらず、ミュージックビデオの再生回数も1000万回どころか500万回にも乗らないことがほとんど。また、彼女たちだけが原因ではありませんが、9月14日に特番『NHK MUSIC EXPO 2023』に出演した際も、視聴率は4%と振るいませんでした。

さらにSNS上では《BiSHの二番煎じ感がある》との声もちらほら見受けられ、〝一発屋説〟がまことしやかに囁かれているのです。海外では音楽フェス『Head In The Clouds Los Angeles』に出演するなど、いまなお人気を博していますが、国内での熱狂的ブームは過ぎ去ったようにも感じますね」(同・ライター)

とはいえ新しい学校のリーダーズが所属しているのは、アジアのカルチャーを発信する「88rising」。主戦場を海外としている彼女たちにとっては、日本国内の人気など気にも留めていないのかもしれない。

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