愛煙家・ヒコロヒーが新幹線の喫煙ルーム撤廃にコメント「攻撃的に言うつもりは一切ない」圧力をかける吉本の喫煙芸人と真逆の反応

ヒロコヒー 

ヒロコヒー 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

JR東海・西日本・九州の3社が、来年春からの新幹線の喫煙ルーム撤廃を発表した。この話題に対するお笑い界の反応に〝事務所の力〟が見え隠れしている。

ニュースが報じられた10月17日、『オズワルド』伊藤俊介は、自身のXで猛烈な反対を表明した。

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《悔しすぎる。喫煙者は社会クビくらいのレベルにきている。たばこ税払って喫煙所撤廃されるって君。たばこ税ってなにかね君》などと投稿し、《もう喫煙者の徒党組ませてくれ》と全国の喫煙者に団結を呼びかけた。

このポストに、『コットン』きょんは《え? 嘘でしょ?》と反応し、『見取り図』盛山晋太郎は《車内販売も喫煙所も終わる。とうとう最初から最後まで景色に忍者を走らせ続けるしかなくなった》と渾身のボケで心境を表す。

『次長課長』河本準一も、明石家さんまという権威の名を出しながら《JRちゃん聞いて》と、考えを改めるように訴えかけた。

こうして吉本興業の芸人が続々とお気持ちを表明する中、冷静な意見を示したのが松竹芸能所属のヒコロヒーだ。

無意識のうちに事務所の体質に染まったか

ヒコロヒーはヘビースモーカーで知られるが、18日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、喫煙ルーム撤廃に「つらいですよね」としながらも「かと言って、残しといてよとか、なんちゅうことすんねんって攻撃的に言うつもりは一切なくて、仕方ないんです」とコメント。

その後も、「これは時代の流れとともに粛々と感じておりましたから」「これは仕方ないことです」などと述べ、冷静に受け止める姿勢を示した。

吉本芸人とのコメント差からは、事務所の体質が見え隠れするという。

「吉本は業界指折りのパワーを持ち、賞レースやテレビ番組で他事務所を圧倒してきたほか、清水圭、島田洋七、宮迫博之、『太平サブロー・シロー』と、退所者を容赦なく干し上げる強権的な体質で知られている。

一方の松竹は、吉本に次ぐNo.2のお笑い事務所でありながら、所属している芸人にディスられるほか、〝脱竹〟と呼ばれる元松竹芸人たちが幅を利かせるなど、もはや事務所パワーはないに等しい。

吉本芸人が強気でJRに訴えかけるのは、こうしたパワーバランスを無意識のうちに感じているからでしょう」(お笑い養成所関係者)

スマートに受け入れるヒコロヒーと、がなり立てる吉本芸人。どちらに好感が持てるのかは言うまでもない。

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