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旧ジャニーズ事務所が11月に立ち上げる新会社人事が、当初案から大きく異なりそうだ。

10月30日、一部メディアにて、東山紀之が新会社社長から外れると報じられた。東山は10月、被害者補償を専門とするSMILE-UP.社の社長に就任し、今後新たに立ち上がるエージェント会社の社長も兼務することが、記者会見で告げられていた。

しかし、報道によると所与の事情から頓挫したそうだ。

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「新社長に就くと報じられているのは、スピーディという会社の福田淳社長。コンサル会社であるほか、バーニング系列の大手プロダクション・レプロから独立し、本名の使用さえ封じられる仕打ちを受けた『のん』こと能年玲奈のエージェント会社でもあり、その道では名の知れた存在です」（芸能記者）

ご存知の通り、現在のSMILE-UP.社は、何をやっても叩かれるサンドバッグ状態だ。

法律に縛られることなく補償し、社名も変更、藤島ジュリー景子前社長は税制優遇措置の適用を自主的に外れ、補償完了後は廃業する意向まで示しながら、「まだ足りない」などと批判を受けている。

過去には業界の体質改善も訴えた福田氏

今回もまた、東山が社長を務めるという当初の発表は〝嘘〟となり、迷走ぶりを示す人事になったと言えるだろう。

だが意外にも、ネット上には《この方なら大丈夫だと思います》《信頼を取り戻せる鍵になると思う》《この事務所の社長になる人は、ジャニーズに関係ない人がなったほうがいい》《確かに外部から招いた方が良いとは思います》など、好意的な反応が見られている。

「そもそも東山の社長就任には、一般的に1人が複数の社長を務めることが珍しいことから、最も問われているコーポレートガバナンスの観点からどうなのかと賛否あった。

それがコンサルのプロに経営を任せることになったのですから、一般世論としては前向きに受け止められるということでしょう。東山自身、生涯現役でいたい中、不本意な引退・社長就任でしたし、上手く収まったと言えるのでは」（同・記者）

福田氏の手腕からも、改革には期待が集まっている。

「業界最強クラスの力を持ち、本名の使用さえ封じる他、マギーの不倫を完全になかったことに握り潰せる某大手事務所に立ち向かうがごとく、のんをサポートしているのですから、福田氏の手腕にはかなり期待が持てます。

これまでにも、各インタビューで『芸能界の古い体質を変えなきゃならない』などと語っていますし、業界全体の変革も促してくれるかもしれません」（同）

期待通り、福田氏は〝ジャンヌダルク〟になれるか。