『翔んで埼玉』大ヒットでも“日本アカデミー賞”では圏外に!? 『新聞記者』に敗北した悪夢が蘇る

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GACKT (C)まいじつ 

11月23日より公開された映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が絶好調だ。日本アカデミー賞の各賞を総なめにすると期待されている。

2019年に公開された前作『翔んで埼玉』は興行収入37.6億円のメガヒット。第43回日本アカデミー賞では最多12部門を受賞し、そのうち、監督賞、脚本賞、編集賞の3部門で最優秀賞を受賞した。

今作の『~琵琶湖より愛をこめて~』は、公開4日間で44万4000人を動員、6億2900万円の興行収入を記録。前作比で160.9%という数字で、3週連続で1位だった『ゴジラ―1.0』を抜いて首位スタートを切った。

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「これで来年発表される日本アカデミー賞は、『ゴジラ―1.0』と『翔んで埼玉』の二択に絞られたと指摘する声があがっていますね。

興行収入的には『キングダム 運命の炎』、『ミステリと言う勿れ』、『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』なども候補に入るとは思われますが、話題性ではこの2作品が圧倒しています」(芸能記者)

最有力補は『怪物』か…

しかし、それに待ったをかける作品もある。

「是枝裕和監督、坂元裕二氏脚本の『怪物』です。日本アカデミー賞は漫画の実写作品などエンタメ色が強い作品は評価されない傾向にあるので、こういった社会派の作品が最終的に賞を総なめする恐れがあります。第43回日本アカデミー賞でも、『翔んで埼玉』は結局、主要な賞は全て、興収4.8億円の爆死映画『新聞記者』に持っていかれていた。

この際、ネット上は《翔んで埼玉に取らせるわけにいかないから新聞記者がアカデミー賞だったのでしょうか》《これで日本アカデミー賞の価値が知れましたね》《話題にもなってない作品がなんで最優秀作品賞を取るのかね》と大炎上していました」(同・記者)

果たして今回はどうなるのだろうか。『怪物』はそこそこ話題になっていただけに、やはりこちらが本命か…。

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