『紅白歌合戦』忖度だらけの選出にウンザリ! 有吉弘行への接待枠でウッチャンナンチャンまで参入

有吉弘行 

有吉弘行  (C)まいじつ 

大晦日の『第74回NHK紅白歌合戦』に、『ウッチャンナンチャン』らの音楽ユニット『ポケットビスケッツ』と『ブラックビスケッツ』の追加出場が決まった。だが、これにはきな臭い〝大人の事情〟が見え隠れするという。


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「『ポケビ』は内村光良、千秋、『キャイ~ン』ウド鈴木のユニットで、1990年代後半にヒット曲を連発。『ブラビ』はこの向こうを張るユニットとして、南原清隆、ビビアン・スー、『キャイ~ン』天野ひろゆきで構成され、共に90年代の人気バラエティー『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)の企画で誕生しました」(バラエティー作家)

「ブラビ」は昨年にTikTokで突如として再ブームを起こし、オリジナルとは違う振り付けが若い世代にリバイバルヒットを起こしている。今回の紅白出場も納得できるところもあるが、一方で「ポケビ」は大した話題もなく、オマケとして選出された感が否めない。

この不可解さの裏には一体なにがあるのか。考えられるのは、内村への忖度だ。

『紅白歌合戦』巨額横領に謎の選考…

「内村は好々爺のイメージがあるその実、不倫・略奪愛の末の結婚と、プライベートはなかなかのもの。相手がテレビ朝日のアナウンサーだったため、一時期はテレ朝から出禁同然に扱われていました。

そして内村といえば、2017年から4年連続で紅白の総合司会を務めたNHKのお気に入り。近年の音楽活動としては南原の方が実績豊富にもかかわらず、〝相方だから〟とこじつけて内村もゴリ押ししたのでしょう」(芸能ライター)

今年の司会を務める有吉弘行の存在も、内村が謎の出場にいたった要因だという。

「内村は『内村プロデュース』(テレビ朝日系)などで、消えた時代の有吉を支えていた数少ない恩人の1人。その関係性は深く、いわば有吉の接待枠という面もあったのでしょう。

NHKは選出にあたって、公平公正に判断していると主張しているが、実際は公私混同・私利私欲でしかない。あらゆるハラスメントは許さないとして旧ジャニーズを排除しながら、パワハラ疑惑が報じられたSKY-HIが社長を務める『BE:FIRST』を出したり、歌手としては実績のない大泉洋を出したり、疑問に残る点はさまざまあります」(同・ライター)

紅白をめぐっては、元チーフプロデューサーが巨額の横領事件を起こし、2006年に詐欺罪で実刑を受けている。

その額は1億2500万円にのぼるが、NHKの稲葉延雄会長は12月5日の参院総務委員会で、「これ以上の回収見込みが立たなくなり、被害総額のおよそ1億2500万円を償却処理した」と答えている。

いわば、奪われた受信料の泣き寝入りを国民に求めた形だが、こんな不手際で信頼を得られると思っているのだろうか。

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