明石家さんま （C）まいじつ　

アニメ『タッチ』で朝倉南を務めたベテラン声優・日髙のり子が、12月26日放送の『踊る！さんま御殿!!』（日本テレビ系）4時間スペシャルに出演。番組MCの明石家さんまにブチギレる一幕があった。

「今年ガッカリしたこと」というトークテーマで、日髙はETC車載器の案内ボイスを担当していると切り出し、「生まれて初めての機械音声で。担当者から『とにかく感情とか一切いらないんで』『とにかく正確に、同じリズムで同じ声の高さで言ってください』って言われて」と収録に骨を折ったと明かす。

【関連】明石家さんまの紅白出演者批判が的外れのワケ　韓流やZ世代向けアーティストが選出されるカラクリ ほか

しかし、さんまがその苦労を知らなかったため、案内ボイスの仕事を「それバイトやないか」「それ声優の仕事やないやないか」と軽々しく扱っていたといい、日髙はさんまにガッカリしたと責める。

さんま自身は身に覚えがない様子だったが、度重なる日髙の主張に、再び「バイトやんか」とぶっこむのだった。

さんまと日髙のり子のお決まりネタ

他の声優にも「バイトみたいな経験ある？」とあっけらかんと尋ねると、すかさず日髙が「バイトじゃないってば！ だからバイトじゃないんだってば！」とたまらず声を上げ、「さんちゃんったら！ なんにもわかってないんだから！ カンカラコーン！」と足で空き缶を蹴とばすような素振りを見せるのだった。

「日髙が放った『さんちゃんったら！ なんにもわかってないんだから！』というセリフは、これまでに何度か、さんまが朝倉南の好きなセリフとして挙げているもの。しかしながら、実際の『タッチ』にこのようなセリフは存在せず、さんまと日髙だけがわかるネタとなっています。さんまの失礼なイジリに、日髙がお決まりのセリフで返したことに、視聴者からは称賛の声があがっています」（芸能ライター）

なにはともあれ、あの南ちゃんの声で怒られるとは、うらやましいことである。