新日曜劇場『さよならマエストロ』既視感だらけの設定にゲンナリ! 石田ゆり子の“ペット機内持ち込み”炎上も離脱要因に…

(C)taniavolobueva / Shutterstock

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俳優・西島秀俊主演の日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)の初回が1月14日に放送された。内容を巡って、過去ドラマの〝二番煎じ感〟が否めないと指摘されている。

同作は元天才指揮者・夏目俊平(西島)と、音楽を嫌う娘・響(芦田愛菜)が、市民オーケストラを通じて音楽への情熱や親子の愛を取り戻していくヒューマン作品。第1話では画家の妻・志帆(石田ゆり子)が海外で仕事をするため、代わりに俊平が20年ぶりにウィーンから帰国し、響と息子の海(大西利空)との3人暮らしが幕を開ける。

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そんな折に、彼らが住む町の役所観光課・古谷悟史(玉山鉄二)から、今にも廃団しそうな市民オーケストラの〝指揮者〟を頼まれることになるのだが…。

「天才指揮者が主人公、地元の交響楽団を救う物語といえば、昨年1月期のドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)が思い出されます。また同作のヒロインは市役所につとめる元天才バイオリニストという設定で、『さよならマエストロ』もまた役所勤めの人間が物語に大きく絡んできます。ほかにも『リバーサルオーケストラ』では主人公とヒロインの恋愛模様が繰り広げられ、片や『さよならマエストロ』では俊平たちの家族模様がもう一つのテーマに。多少の違いはあれど、大筋の設定がモロ被りしています」(ドラマライター)

西島秀俊の演技がどう転ぶか…

似たり寄ったりな設定にゲンナリする視聴者も多く、ネット上には《お笑いなしの劣化版リバオケ》《もはや丸被りじゃない?》といった指摘が相次いでいる。

さらにドラマの内容だけではなく、出演者に対しても厳しい声が続出。西島の指揮者としての演技がフィットしておらず、「『リバーサルオーケストラ』で天才指揮者を演じた田中圭のほうが上手かった」という声もちらほら見受けられた。

しかも西島の妻役・石田ゆり子は、〝ペットの機内持ち込み〟をめぐって炎上したばかり。彼女自身に嫌悪感を抱く人はもちろんのこと、2人は今作で4度目となる夫婦役を演じていることもあり、ドラマのネガティブな評価に繋がっている。

初回の世帯平均視聴率は11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2ケタ発進を決めているが、西島の演技力が数字を左右する一要素となるだろう。

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