小池百合子都知事は「今回の選挙もうまくやり過ごす」。元放送作家・長谷川良品が詐称疑惑に折れない「怪物」と感嘆

元放送作家の長谷川良品氏は、4月12日に自身のYouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』を更新。再び学歴詐称疑惑が取り沙汰される小池百合子東京都知事を“怪物”と表現し、次期都知事選も「うまくやり過ごす」と見立てた。

カイロ大学卒の学歴が偽りなのではと一部でささやかれる小池都知事の元側近であり、弁護士として活躍している小島敏郎氏が、小池都知事の学歴詐称疑惑に関して「詐称工作に加担してしまった」と発言したことを、4月9日『文春オンライン』が伝えている。東京都知事選は今年6月20日告示、7月7日投開票の予定。小池都知事は態度を明らかにしていないが、3選を目指す可能性が高いとみられている。

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長谷川氏は「個人的に小池氏が何よりすごいと感じるのは、最初にこの学歴詐称(疑惑)が噴出したのは小池氏が40歳の頃であるということ。日本新党に入党し最初に出馬選言した1992年のことです」と振り返った。

選挙の度に疑惑が再燃しながらも、今なお第一線で走り続けている小池氏について「こんな人って他にいます? 少なくとも私は知らない。今回もうまくやり過ごすんでしょうね、きっと」と、今回の報道も都知事選には影響しないとみた。

長谷川氏は「こうしたスキャンダルさえ、彼女にとってみれば耳目を集めるための養分に過ぎず、むしろ女帝という物語を構成する。貫禄として消費されサバイブする」と、バッシングにも折れない小池都知事の政治家としての強さを説いた。

続けて、小池氏の存在自体がひとつの大きなメディアであるとし、嘘をも真実としてしまうメディアの特性と小池氏を重ね合わせながら「どうしても彼女がこうしたスキャンダルごときでつぶれてしまう絵が思い浮かばないんですよね。やっぱり怪物だと感じます」とおののいた。

視聴者は「『嘘を真実にするのがメディア』納得」「小池百合子恐るべし。彼女の転んでもただでは起きない 政界遊泳術は常人の発想を越えていると思います」と、小池都知事の世渡りのうまさに改めて驚嘆している。

参考:YouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』

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