元声優・成海瑠奈の代表作!?『アクション対魔忍』降板を惜しむ声「続けてほしかった」

元声優・成海瑠奈の代表作!?『アクション対魔忍』降板を惜しむ声「続けてほしかった」

元声優・成海瑠奈の代表作!?『アクション対魔忍』降板を惜しむ声「続けてほしかった」 (C)PIXTA

浮気疑惑が騒動になった声優・成海瑠奈が引退し、彼女が演じてきたキャラクターの後任が続々と決まっている。しかし彼女の降板も惜しむ人も少なくないようで、とくに『アクション対魔忍』の神無月空役に関しては、《ふさわしいのに…》との声が上がっていた。

「アクション対魔忍」とは、知る人ぞ知る『対魔忍シリーズ』のスマートフォン向けアプリ。そんな同ゲームに登場する神無月空のキャラクターボイスが、1月11日の定期メンテナンスで成海から会沢紗弥に変更された。

会沢は『大正オトメ御伽話』の立花夕月役など、ここ最近になって頭角を現してきた期待の新人声優だ。また声優現役時代の成海との共通点も多く、同じ『スターダストプロモーション』の所属で、声優ユニット『サンドリオン』の元メンバーでもある。

そんな会沢は成海の後任にふさわしい声優だと思うが、ネット上では《こんなに成海瑠奈にぴったりの役ないだろ》《引退だから仕方ないけど、神無月空役は続けてほしかった》《逆に対魔忍だけ続投だったら面白かったのに》《対魔忍っぽい行動したはずなのにどうしてこうなった》といった声が。成海の降板がここまで惜しまれている理由は、神無月空のキャラクター性に関係しているという。

神無月空役の成海瑠奈が求められる理由

赤い髪とオッドアイが特徴的な神無月空は、「一般人と結婚し引退した対魔忍の子」という設定。一方で成海は有名配信者であるもこう氏と交際関係にあったにもかかわらず、一般男性と浮気していたとの疑惑が広まり、声優を引退してしまった。

また原作の「対魔忍シリーズ」は成年向けゲームであり、やはり「NTR(寝取られ)」の印象が強い。そのため一部の人から、《ぴったりの役だった》と降板が惜しまれているのだろう。

とはいえ、たしかに成海が引退するまでの経緯には色々あったが、引退後にイジられてしまうのは不憫ではある。そもそも不倫ならまだしも、浮気とは声優を引退するほど罪が重い行為なのだろうか。“清純派”として売り続けるのは難しいかもしれないが、別の路線で売っていく選択肢もあったはずだ。

それこそ「アクション対魔忍」の神無月空役は、清純派でなくとも受け入れられる役どころだったはず。仮に声優を続けていれば、続投もあり得たのではないだろうか。輝かしい1つの才能が、業界を去ってしまったことが実に悔やまれる。

文=大上賢一

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