アニメ『範馬刃牙』第1話から激アツエピソード!“黄金時代”の面白さがよみがえる

アニメ『範馬刃牙』第1話から激アツエピソード!“黄金時代”の面白さがよみがえる

アニメ『範馬刃牙』第1話から激アツエピソード!“黄金時代”の面白さがよみがえる (C)PIXTA

近年その迷走をめぐって、評価が大きく揺れている格闘漫画『刃牙』シリーズ。1月10日からアニメ版『範馬刃牙』(TOKYO MXほか)の放送が地上波で始まったのだが、ファンたちは“黄金時代”の面白さに大興奮しているようだ。

※アニメ『範馬刃牙』最新話の内容に触れています

『刃牙』シリーズは、地下闘技場の最年少王者・範馬刃牙がさまざまなライバルと戦っていくストーリー。今回アニメ化された「範馬刃牙」はシリーズ第3作にあたり、ついに刃牙が「地上最強の生物」と呼ばれる父・範馬勇次郎への挑戦状を叩きつける。

第1話『世界一の高校生』は、とある軍人による記者会見のシーンから幕開け。彼は古代から蘇ったような巨大アフリカゾウにより、部隊ごと壊滅させられたらしい。しかしそこでたった1人、素手によってアフリカゾウを屠ったのが勇次郎だった…。

第1話は、登場人物の紹介を兼ねた導入部といった印象のエピソード。しかし刃牙がいじめられっ子・鮎川ルミナの挑戦に応じ、“世界一の高校生”として本気で立ち合い、友達(ダチ)になるという熱い展開が描き出されている。

はやくも視聴者の間では、《やはり範馬刃牙は面白いなあ。最高》《いかに生物として優れているかを表現するのが相変わらずオーバーで、的を射ていて最高だな》《ルミナくんが出てくるあたりのとこ好きなのでめちゃくちゃ面白かった》と好評が相次いでいるようだ。

「刃牙」が面白かった時代の産物

そんな中、一部の原作ファンからは《おもしろかった頃のバキが帰ってきた》といった声もチラホラ。原作では『範馬刃牙』の後も、『刃牙道』や『バキ道』へとシリーズが続いていく。しかしいずれも賛否両論といった評価で、しばしば“迷走”を指摘されている状態だ。

そもそも刃牙が勇次郎と決着をつけるという意味でも、『範馬刃牙』はシリーズ全体の山場と言っても過言ではない。それ以降は蛇足感が拭えないのが実情であり、「アニメで見たいのは『範馬刃牙』まで」というファンも多い。

なお、同作は地上波での放送に先駆けて、すでにNetflixで12話まで先行配信済み。1話は導入エピソードになるため、単体で放送することを不安に思う人も少なくなかった。しかし“全盛期”のクオリティーであれば、どこから見ても面白いため、たんなる杞憂でしかなかったようだ。

この先は独特かつ唯一無二の「刃牙」ワールドを、心ゆくまで堪能しよう。

文=Tら

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Benzoix / PIXTA