アニメ『ルパン三世 PART6』(日本テレビ系)の第2クールが、1月8日から放送スタート。第13話『過去からの招待状』では、これまでタブー扱いされてきたルパンの“母親”をめぐるストーリーが示唆されており、往年のファンたちをざわつかせている。
※アニメ『ルパン三世』最新話の内容に触れています
ルパンと次元のもとに現れた不二子は、伝説級のお宝が一同に出品されるというオークションの情報を提示。するとルパンは、「unknown」と題された深紅の宝石に心を動かされる。というのも、その宝石は幼い頃にルパンが住んでいた屋敷から盗まれたものらしい。
宝石を取り戻すため、オークション会場に乗り込んだルパン一味。しかし女性窃盗組織によって、狙っていた宝を横取りされてしまう。リーダー格の女は「あんたの時代は終わったよ」と告げるのだが、そのやりとりで“トモエ”という名が語られることに。トモエとは、屋敷から宝物を盗み出した張本人であり、ルパンの母親でもあるという…。
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✉️ 予告状 ✉️𝟐𝟒:𝟓𝟓 より
#13「過去からの招待状」放送開始
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#ルパン6 #lupin6 pic.twitter.com/vJGxbOpypc— アニメ「ルパン三世」公式★【PART6】10月放送 (@lupin_anime) January 8, 2022
もともと今作では「ルパンと女」がテーマとなることが明かされていたが、まさかの母親が物語に関わってくるという展開。これまで見たことのない流れに、多くの視聴者は《ルパン3世の母親出てくるとか熱すぎる》《なんだよルパンの母親って。衝撃の展開に鳥肌立った》《ルパンの母親という超特大ワードぶち込んできてヤバい》と大興奮しているようだ。
50年来のタブー? 謎だったルパンの家庭環境
「ルパン三世」のアニメシリーズは昨年50周年を迎えたが、その長い歴史においてルパンは年齢・国籍・素顔さえ明かされたことがなかった。とりわけ泥棒になる前については、まったくの謎に包まれている。
原作漫画ではルーツに迫る回が何度か登場するものの、その過去が明確に語られているわけではない。母親についてもシルエットだけが明かされており、人物像も詳細も一切不明だった。
アニメ以外のコミックや小説を含めても、ルパンの幼少期やルーツに遡ることはなかった模様。これほど入念に隠し通されてきたということは、制作サイドにとってタブーの一種だったことが想像できる。
しかし今作ではそんなタブーに踏み込むということで、ファンの中には《ルパンの母親の名前を出しちゃっていいの? しかも国籍を限定するような名前で…》《禁忌なところに首を突っ込んだ》《本当に明かしてしまうのか? ルパンのオリジンを》と不安をにじませる人も少なくない。
たしかに下手に描けば、ミステリアスなルパン像が壊れてしまう可能性もあるだろう。どんなストーリーが展開されるのか、ひとまずは制作陣の力量に期待するしかなさそうだ。
文=ゴタシノブ
【画像】
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