『ミステリと言う勿れ』大失速! 事件のオチに落胆「そんなベタな…」

菅田将暉 

菅田将暉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

1月24日、菅田将暉主演の月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の第3話が放送された。第1話より続いている事件の解決編となる回だったが、視聴者からは「期待ハズレ」との声もあがっている。

原作は、累計発行部数1300万部を突破する同名大人気コミック。天然パーマにコンプレックスを持つ主人公・久能整(菅田)は、友だちも彼女もひとりもいない、カレーをこよなく愛する大学生。社会で「当たり前のこと」として流されていることに疑問を抱いて考え抜く性格で、膨大な知識と独自の価値観による持論をあざやかに展開していく。

第1話で整はバスジャックに巻き込まれて、犬堂家が住む豪邸へと他の乗客と共に拉致された。兄弟である犯人の狙いは、妹・犬堂愛珠(白石麻衣)を殺害して山に埋めた犯人を捜し出すこと。バス運転手・煙草森(森下能幸)によると、愛珠は、とある路線バスの終点で降り、誰かと一緒に歩いていった後に事件に巻き込まれたそうだ。そこで、その誰かを探るため、全員をいったん拉致したという。

犯人しか知らない情報を…

そして家で乗客たちを尋問する中で、なんと煙草森がボロを出して愛珠の殺人犯だと判明する。煙草森はこの尋問中、お菓子の包み紙等をカーペットの下などに押し込んでいたことから、「そのものが視界から消えて見えなくなれば、その存在自体がなくなったと思う」と考えるクセが子どもの頃からあるという。また、関係者しか知らないはずの愛珠が〝生き埋め〟にされたという事実も知っており、犯人だとわかったのだ。

こうしていったん事件が解決したのだが、犯人しかしらない情報をうっかり漏らす…というよくあるパターンの解決法や、犯人がサイコパスじみていたというオチに、

《なにそのオチつまんな》
《なんかイマイチな感じが拭えない》
《煙草森さんのオチ、あるあるだなぁ》
《サイコオチはズルくない?》
《そんなベタな》
《この犯人だけが知ってる情報ポロッと言うやつお腹いっぱいよな》
《こんなしょうもないオチはなかなか無いぞ》
《酷いドラマになってきたな…次回から見なくていいか》
《1話は面白かったのに、このバスジャックの話になってから陳腐だわ》

といった落胆の声が多くあがった。

しかし原作ファンからは、『ミステリと言う勿れ』というタイトルだけあって、推理を楽しむドラマではないとの指摘も。整のおしゃべりが見どころのようだが、はたしてどれだけの視聴者が納得するだろうか。

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