先日より活動を休止していた『ホロライブ』所属のVTuber・沙花叉クロヱが、1月22日に配信活動を再開。YouTube上で復帰配信を行ったのだが、いわゆる“投げ銭機能”と呼ばれるスーパーチャット機能を切っていたため、称賛されているようだ。
沙花叉クロヱが活動休止を発表したのは、1月13日のこと。身内の不幸があったため、少しだけ配信から離れることを決めたという。しかしそうした事情を説明する配信において、スーパーチャットがオンになっており、一部のアンチから批判の声が。「香典スパチャ」という不謹慎きわまりない揶揄も飛び交っていた。
ちょっとした炎上騒動になったこともあり、復帰配信にはいろいろな意味で注目が集まっていたことは言うまでもない。しかし「香典スパチャ」騒動に学びを得たのか、今回はしっかりスーパーチャット機能がオフに。
ファンの間では、《スパチャオフになってて少しホッとした》《この配信内容じゃ入れない方がいいと思う》と安堵したような声が上がっていた。
みんなただいま🎣🖤
20時から少しだけ雑談をして今後のこととかもお話しようと思ってます
待っててくれてありがとうhttps://t.co/rfSNdURGbA pic.twitter.com/nBWDAVYGGH— 沙花叉クロヱ🎣10時スパチャ読み雑談! (@sakamatachloe) January 21, 2022
「ホロライブ」はスパチャをオンにしがち?
しかし復帰配信でスーパーチャットがオフになっていたことが、納得できないというファンも。《別に切る理由もないと思うけど》《どうせ何をやろうが、叩く奴は無理やり叩くから無視でいいと思うけどね》《復帰枠でスパチャオフにするのはファンは誰も喜ばないと思うんだが》《普通収益通ったらスパチャなんて常にONだろ》といった意見が上がっていた。
たしかに一部のアンチが大騒ぎしたせいで、何も悪くないのに炎上した…という風に騒動を捉えるなら、スーパーチャットの自粛も理不尽に映るのかもしれない。
ただ、今回の一件とは別に、「ホロライブ」のVTuberはスーパーチャットのオン・オフをめぐって何度か批判されてきた。たとえばペットが亡くなったことを報告する配信にて、スーパーチャットがオンになっていた際、強硬な“投げ銭否定派”たちが厳しい意見を寄せていたこともある。
おそらく特別な事情がなければ、つねにスーパーチャットをオンにする方針なのだろう。しかし今や「ホロライブ」は、国内外から大きな注目を集める人気配信グループ。賛否両論を招きそうなときは、念のためオフにするくらいの感覚でいた方が無難かもしれない。
文=大上賢一
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