アニメ『ハコヅメ』第4話は警察ネガキャン回!?“犯罪スルー”にザワつく視聴者…

アニメ『ハコヅメ』第4話は警察ネガキャン回!?“犯罪スルー”にザワつく視聴者…

アニメ『ハコヅメ』第4話は警察ネガキャン回!?“犯罪スルー”にザワつく視聴者… (C)PIXTA

警察官のリアルな日常を描いたアニメ『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』(TOKYO MXほか)の第4話『拝啓お犬様』『ランナーズ・ハイ』が、1月26日深夜に放送された。その中で警察官のマイナスイメージを助長するような描写が多くあり、視聴者の間で波紋を呼んだようだ。

※アニメ『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』最新話の内容に触れています

今回のエピソードでは、川合たちが山中に迷い込んだ行方不明者の捜索に駆り出されることに。その捜索現場に、1匹の警察犬が登場。犬好きの川合は喜ぶが、警察犬を使った捜索には思いもよらない苦悩が待ち受けていた…。

作中で注目を集めたのは、捜索に駆り出された藤が川合と分かれ、山田と行方不明者を探すシーン。藤はそこで、明らかに盗難の被害品と思われる「中身の取り出された金庫」を見かける。しかし面倒なことになるからとスルーし、「今日暑いねー」と白々しい調子で話していた。

さらに、荷台にたくさんの人を載せた軽トラックが目の前を通過していくシーンも。当然、法律では荷台に人が乗ることは禁止されているのだが、「あ、靴紐が。結び直そう」としゃがみこんで見ないふりを決め込んでいた。挙句の果てに、荷台から「おまわりさんも乗ってください、楽ですよ」と声をかけられても、頑として無視を決め込んでみせる。

まさかの犯罪スルーにザワつく視聴者

同アニメの原作を手掛けているのは、元警察官としての経歴をもつ泰三子。普通の警察ものではあまり見られない、生々しい描写が描かれることもあり、警察官のリアルを映し出していると受け取る視聴者も多いようだ。

今回はそんな“リアル警察もの”で、犯罪を見て見ぬふりをする場面があったため、視聴者は衝撃を受けてしまった模様。ネット上では《金庫や不法投棄スルーは良いのだろうかw》《いいのか!? これ見なかったことにして本当にいいのか!?》《もしかして警察あるある?》《これが「忖度」ってやつかwww》といった声が上がっている。

さらに後半のエピソードでは、警察官のブラック労働ぶりにも触れられており、こちらも波紋を呼ぶことに。《ハコヅメ見てると絶対警察官にはなりたくない》《これ警察のネガキャンアニメだろ》と、警察の日常に“ドン引き”してしまった人もいるようだ。

そもそも同作は「交番女子のやけにリアルな日常を描いた前代未聞の警察コメディー!」とのキャッチコピーなので、現実のように受け取ってしまう人がいるのも当然だろう。ただ、あくまでコメディーであり、どこまでリアルなのかは曖昧になっている。

あまり踏み込んでも危険そうなので、あくまでフィクションと割り切って楽しんだほうがいいかもしれない…。

文=Tら

【画像】

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