栗山千明の“好きなアニメ”に難癖!? アニメ好き芸能人を叩かずにはいられないオタク

栗山千明の“好きなアニメ”に難癖!? アニメ好き芸能人を叩かずにはいられないオタク

栗山千明の“好きなアニメ”に難癖!? アニメ好き芸能人を叩かずにはいられないオタク (C)PIXTA

先日放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に、インドアな趣味で知られる俳優の栗山千明が出演。番組の中で「好きなアニメ」を明かしたのだが、案の定オタクたちに「にわか」だと叩かれてしまっている。

栗山はアニメだけでなく漫画やライトノベルなどにも造詣が深く、過去には『このライトノベルがすごい』の特別選考員を務めたこともあるほど。20年来の付き合いがある山田孝之も、栗山のことを「オタクとしてプロの域に入って来ている」と評していた。

そんな栗山が番組で公開した「好きなアニメ」の数は、なんと80作品。『新世紀エヴァンゲリオン』『鬼滅の刃』といった有名作品や、『serial experiments lain』『あんハピ♪』といった比較的コアな作品まで、ジャンルを問わず幅広い作品が網羅されている。

とくに注目したいのが、いわゆる“日常系4コマ漫画”を原作としたアニメ作品の多さ。『三者三葉』『ガヴリールドロップアウト』『キルミーベイベー』『こみっくがーるず』『NEW GAME!!』といった、オタクを自称する他の女優からは挙げられないだろう作品が並んでいた。

アニメ好き芸能人にマウントを取るオタク

ちなみに直近の作品としては、P.A.WORKSの問題作『白い砂のアクアトープ』をチェックしていた模様。決して“にわか”などではなく、本当にアニメ好きだと伝わってくるラインナップだ。

彼女を同士として認めるアニメファンも少なくないようで、ネット上では《網羅しすぎだろ》《SNSでイキってるオタクよりアニメ詳しそう》《イカ娘あるだけで好感が持てる》といった声が上がっている。

しかしその一方、《適当なアニメ羅列しただけにしか見えんな》《コードギアスがない、やり直し》《ソラノヲト入ってないのセンスないよ》《花咲くいろはとひだまりスケッチ入ってないとか》といった手厳しい声も。オタク界隈では、アニメ趣味を告白したタレントにやたらと厳しい風潮があるが、栗山ですらそのハードルを越えられなかったようだ。

とはいえ、今回栗山が挙げた80作品が、これまで視聴した全ての作品とはかぎらないはず。つまりオタクたちは「○○が入っていない」とマウントを取るものの、実際には視聴済みでありながら外した可能性もある。

そもそもなぜオタクたちは、アニメオタクを自称する芸能人にマウントを取るのだろうか。「成功者がアニメに詳しいと、自分たちが“勝てるもの”がなくなってしまうから」といった寂しい理由でないことを祈りたいが…。

文=大上賢一

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