長寿アニメシリーズの最新作『ルパン三世 PART6』(日本テレビ系)の第18話『フェイクが嘘を呼ぶ 前篇』が、2月5日深夜に放送された。その中で描かれたルパンのデートシーンが《イケメンすぎる》として、黄色い悲鳴が飛び交っている。
※アニメ『ルパン三世』最新話の内容に触れています
幼い頃、自身の家庭教師だったトモエが生きていることを知り、その行方を追っているルパン。ロンドンに舞い戻っていたある日、新聞でトモエに繋がりのある女性政治家・ヘイゼルの名を見つける。
ルパンは即日、ヘイゼルの拠点である「コトルニカ共和国」へ。敵対勢力に狙われているヘイゼルを助けることにした。しかしその傍ら、ヒロインの1人であるマティアとのデートを日々楽しんでいく…。
💫2/5は17,18話連続放送💫
#18「フェイクが嘘を呼ぶ 前篇」は本日25:45から放送🧳ふと目にした新聞で、コトルニカ共和国の女性議員・ヘイゼルがトモエから教育を受けていた情報を入手した。
確かめるためコトルニカに飛ぶルパン。そこには偶然旅行中のマティアがいた。#ルパン6 #lupin6 pic.twitter.com/OPOjGU6Isk
— アニメ「ルパン三世」公式★【PART6】10月放送 (@lupin_anime) February 5, 2022
物語の半分は、マティアとのデートシーンが描かれることに。その中でルパンは茶髪に眼鏡という気取らない変装で登場し、ユーモアに溢れた振る舞いをしつつ、女性を最大限に楽しませていた。まさに誰もが憧れる“スパダリ”といった雰囲気だ。
現代のルパンが辿り着いたイケメン像
ルパンといえば、女性にアタックするも、こっぴどくフラれてしまいがちなイメージがあるかもしれない。実際にギャグ要素として、メインヒロインの不二子にはキスの1つも許してもらえない…といった一幕が描かれることは多い。
だが今回は三枚目のイメージを返上し、イケメンムーブを見せつけている。とくに女性視聴者には大好評だったらしく、SNS上では《ルパンやっぱりイケメンやな…》《発言いちいち紳士でかっこいい》《ルパンって何であんなにかっこいいんでしょう》と黄色い声が溢れている。
中には、《普段は調子こいてて飄々としているけど時折真面目な表情を見せるタイプの夢女製造機》と評価する声も。いわゆる“夢女子”にはたまらない回となったようだ。
ルパンのかっこよさは、時代に合わせて更新されているのが特徴。たとえば昭和期に放送されていたアニメのルパンは、当時流行していたアンニュイな男性像となっていた。令和版ではより親しみやすく、現代的な魅力を増していたことで、さらなる人気爆発を招いたのだろう。
「ルパン三世」が女性向け人気ジャンルとなる未来も、夢物語ではないのかもしれない。
文=ゴタシノブ
【画像】
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