『にじさんじ』に所属する男性VTuberのローレン・イロアスが、3月2日に活動自粛を発表した。タレント業ではさまざまな炎上が起きるものだが、今回の騒動は《シュールすぎる》として方々でネタにされてしまっているようだ。
配信で生じたハプニング
事の発端は、2月27日に行われたYouTubeでの配信。映像中にローレンのPC画面が映りこんでしまい、使用しているフォルダの名前が流出した。
そのフォルダ名は、「MIAA-452」「mvsd-469」という変わった名称。これはセクシービデオの品番だったらしく、「海賊版の違法ダウンロード」疑惑が浮上することに。所属事務所がローレン本人に確認したところ、VTuberデビューする前にセクシービデオを違法ダウンロードしていたことが確定した。
騒動を受け、『にじさんじ』を運営するANYCOLOR株式会社がツイッター上で謝罪。所属VTuberに対する教育指導を徹底することを明かした。また、ローレン本人も謝罪を行うと共に、当面の間は活動を自粛すると発表している。
今回皆様にご迷惑をおかけしている件について 大変申し訳ございませんでした。 https://t.co/89jC9Qzbhb pic.twitter.com/wZMK3qWHbW
— ローレン・イロアス (@Lauren_iroas) March 2, 2022
自粛と性癖流出のダブルパンチ
違法ダウンロードに批判の声が上がる一方、ネット上ではローレンの性癖がネタ扱いされている。というのも、彼が所持していたセクシービデオは2本ともかなり過激なタイトルで、複数の女性に敏感な部分を責められる内容だったからだ。
セクシービデオの違法ダウンロードに加えて、ちょっと恥ずかしい性癖がバレた上、活動自粛という流れ。VTuber業界どころか芸能界でもなかなか見ないシュールな顛末に、《今まで見てきたクソどうでもいい活動自粛の中で一番面白いwww》《不覚にも笑ってしまった》《正直おもろい》《テレビよりYouTubeのほうがオモシロオカシイってことを認めざるを得ないな》といった声が上がっている。
センセーショナルな騒動故、VTuberファンだけでなく多くの人々が関心を持っているため、今後復帰するとしても長らく“汚名”は付いてまわりそうだ。アイドル路線だった男性VTuberとしては、手痛い失敗かもしれない。
ただし怪我の功名か、同じような性癖を持つ人々はローレンを身近に感じた様子。《俺はこのVに親近感湧いたぞ》《ローレンの性癖知れて余計好きになった》といった人もいるため、ファンの男女比が急激に入れ替わっていく可能性もある。
違法ダウンロードは犯罪であり、罰が下ったのは仕方ないだろう。同じ趣味を持つ仲間の応援を糧に、復帰に向けてしっかり反省してほしい。
文=野木
【画像】
Sorapop / PIXTA