綾瀬はるか『元彼の遺言状』に名作ドラマのパクリ疑惑「二番煎じ狙った?」

綾瀬はるか 

綾瀬はるか 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

5月16日、俳優・綾瀬はるか主演の月9ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)の第6話が放送された。あの名作ミステリードラマを彷彿とさせる展開だったものの、視聴者からは呆れ声が飛び交っている。

主人公の剣持麗子(綾瀬)は、クライアントの利益のためには手段を選ばない敏腕弁護士。

ある日、元彼・森川栄治(生田斗真)の死亡がメールで知らされる。メールの差出人は篠田敬太郎(大泉洋)という謎の人物だった。麗子は「しのだをたのんだ」と読むことができる栄治からの暗号遺書を読み、篠田をパートナーに弁護士業をすることになる…。

これまでいくつもの殺人事件を描いてきた『元彼の遺言状』だが、第6話はいつもと違う展開。冒頭で犯行シーンが映し出されており、視聴者はもともと犯人がわかった状態。麗子と篠田が一体どうやってその犯人を見破っていくのか…を見守る構成だ。

『古畑任三郎』っぽい演出と事件

「この手法は、同じくフジテレビ系の大人気ドラマ『古畑任三郎』シリーズと同じですね。当時、最初に犯人が分かる構成は斬新と評されていました。今回の『元彼の遺言状』はまさにその構成を取り入れたのですが、結論から言うと全く盛り上がらず…。『古畑任三郎』やその元ネタになった『刑事コロンボ』は主人公が高度な観察眼を駆使して言葉巧みに犯人を追い込んでいく様子、そして事件のドラマ性がウケましたが、『元彼の遺言状』はその要素が皆無だったのが原因かもしれません」(芸能記者)

ネット上でも『古畑任三郎』をパクりながら遠く及ばない様に

《古畑人気から二番煎じ狙ったのかな? 古畑の足元にも及ばないけど》
《最初に犯人が分かってて…みたいな展開は古畑と同じ感じだけど、なんか全体的にとっちらかってて薄いね》
《トリックって言うほどでもないし、登場人物に魅力があるわけでもないからかな。全体的に薄い》

といった呆れ声が上がることに。また、ドラマの内容そのものも『古畑』シリーズに似たエピソードがあったとして

《『古畑任三郎』の藤原竜也、石坂浩二回の焼き直し》
《古畑の藤原竜也と石坂浩二みたいな感じだな》
《古畑任三郎の沢口靖子回のパクリ》
《古畑任三郎でも似たような事件あった》

といった指摘を受けている。

同作の世帯平均視聴率は初回の12.1%から第6話で7.9%(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)にまで下落している。もう打つ手はなさそうだ。

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