『PS5』完全に負けハード化…国内販売台数で『Xbox』に完敗してしまう

『PS5』完全に負けハード化…国内販売台数で『Xbox』に完敗してしまう

『PS5』完全に負けハード化…国内販売台数で『Xbox』に完敗してしまう (C)PIXTA

ソニーの最新ゲーム機でありながら、深刻な売り上げ不振に陥っている『PlayStation5』。『ニンテンドースイッチ』に敗北するならいざ知らず、ついに『Xbox Series X|S』にも国内販売台数で敗北してしまったという。この苦境から脱する術はあるのだろうか…。

週間ランキングで『Xbox』に完敗

『ファミ通』が発表しているハード推定販売台数ランキングによると、6月13日~6月19日の「PS5」販売台数は、デジタル・エディションを含めて3,035台。その一方で、「Xbox Series X」と「Xbox Series S」の合算は、6,695台を記録している。つまり該当期間にかぎって言えば、単純計算で2倍以上もの差をつけられていたのだ。

ただし、実は「PS5」が販売台数で「Xbox Series X|S」に敗北したのは、これが初めてではなかった。5月9日~15日のランキングでも、「PS5」が2,693台だったのに対して、「Xbox Series X|S」は6,225台と大差で上回っていた。

累計販売台数ではさすがに勝っているものの、「PS」の最新機種が「Xbox」に敗北するという光景は、ゲーム好きに大きな衝撃を与えている。

ネット上のゲーマーからは《まさかプレステがここまでオワコンになるとは》《わりとマジで今世代はXboxの勝利で終わるんじゃ》《日本ではPS5はもはや都市伝説になってるらしい》《これはもうダメかもしれんね》などの声が上がっている。

「PS5」再浮上の可能性は?

ちなみに海外メディア『GameSpot』によると、「PS5」がここまで苦戦しているのは、半導体不足で深刻な品薄状態になっていることが理由だという。つまり「PS5」自体が消費者から見捨てられたわけではない…という主張だろうが、売上の話が出るたびに毎度のごとく品薄アピールが目に付くような気がする。

いつまでも状況を改善できずにいる「PS5」を横目に、「Xbox」はこのところポジティブなニュースが続出。たとえば『Xbox Game Pass』などのサービスで、ユーザー層を急速に拡大していることが話題を呼んでいた。

一方で「PS5」側も『PlayStation Plus』を一新するなど、対抗策を練っているようだが、それ以前に品薄状態を改善しなければ話にならないだろう。

いまだに抽選販売を行っており、コアなゲーム好きであっても手を出しにくい印象のある「PS5」。好調が続く「Xbox」を巻き返すためには、いろいろと見直さなければならない部分が多そうだ。

文=「まいじつエンタ」編集部

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