壱百満天原サロメとオタクがレスバトル!? リアル女子トークに絶賛と反発 （C）PIXTA
『にじさんじ』所属VTuberの壱百満天原サロメが、配信の中で“女性の生理事情”について言及。女性視聴者たちから絶賛されているが、その一方でミソジニーをこじらせたオタクたちを刺激してしまったようで、レスバトルに発展している。
リアル女子トークに共感と絶賛の声
そのトークが飛び出したのは、7月1日に行われた『Unpacking』というゲームの実況配信。ゲーム内のアイテムとして、女性用生理用品のタンポンが登場した。
そこでサロメは「タンポン知らない方いらっしゃるかもしれないんですけれども」と前置きし、下ネタとして茶化すことなく、使い方などを詳しく解説。コメント欄の男性視聴者は気まずそうな反応をしていたのだが、サロメは臆することなく「男性もね、知らない方も知っておいた方がいいですわよ」とトークを展開していく。
その一方で、無知な男性を責めるわけでもなく、「女性には女性の大変さ、男性には男性の大変さがありますから」「お互い（大変さを）教えあえるのがきっと一番ですわよね」とフォローすることも忘れていなかった。
前々から女性人気が高いと言われていたサロメだが、このトークはさらに同性に好印象を与えた様子。SNS上では、《たんぽんの切り抜き見てサロメさん好きになった》《サロメ嬢が生理の話を“ふつう”にしてくださるの、とっても嬉しいですわ》などと絶賛されている。
ミソジニーオタクはサロメを愛せるか
性別問わずに好感を抱かせるサロメらしさ満点のトークだったが、それでも今回は一部の男性から反発されてしまうことに。《女どもで勝手にタブーにして男追い払っておいて、退いたらそれはそれで上から目線で石投げんのキモすぎ》《そもそも男にどうして欲しいの？って話》といった風に噛みつかれていた。
彼らが被害者面している理由はわからないが、サロメから生理事情について「知っておいた方がいい」と言われたことで、石を投げられた気分になってしまったのかもしれない。最近のオタク界隈ではいわゆる“ツイフェミ”との論争が頻繁に行われていることもあり、この手の話題に過剰反応する人が増えている印象だ。
その一方でサロメは、なにかと先進的な発言を行ってきたことでお馴染み。たとえば『絶体絶命都市2』のゲーム実況では、男性同士の恋愛を匂わせる描写に対して、茶化すことなくフラットに接しており、視聴者から感心されていた。おそらくはそうした側面が同性の共感を集め、女性人気の高さに一役買っているのだろう。
フェミ的なものや“ポリコレ”を敵対視してきた一部のオタクたちは、この状況に何を思うのか。サロメへの愛情をきっかけとして、新しい扉を開いてほしいところだ。
文＝大上賢一
【画像】
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