2022年10月から放送予定のアニメ『BLEACH 千年血戦篇』のPV第1弾が、7月3日に公開された。制作を担当する『studioぴえろ』は、これまで『ジャンプ』系アニメでさまざまな“しくじり”を犯してきたが、意外にも今回のPVには好評の声が寄せられている。
第一級のオサレアニメが令和に復活
「BLEACH 千年血戦篇」は、2001年から2016年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された「BLEACH」の最終章をアニメ化するもの。同作のテレビアニメとしては、2012年以来およそ10年ぶりの新作ということになる。
お披露目されたPVでは、主人公の黒崎一護や朽木ルキアをはじめ、「護廷十三隊」の隊長たちが登場。さらに、死神の前に敵として立ちはだかる「星十字騎士団(シュテルンリッター)」に属する滅却師(クインシー)の面々も描かれている。
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最新情報②
PV第1弾 公開
◣_______◢星十字騎士団も登場する最新PVを公開!#鷺巣詩郎 が手掛けた新規劇伴にもご注目ください。
📺Youtubeではこの後に1シーン追加した完全版を公開中!
→https://t.co/ZpgtEtjX0U#BLEACH_anime pic.twitter.com/rBcW6RANqO— 【公式】TVアニメ『BLEACH』 (@BLEACHanimation) July 3, 2022
キャラクターの紹介とともに流れる戦闘シーンの作画は、相当なクオリティーの高さを感じさせる仕上がり。ネット上では、《BLEACHホント作画期待できそう》《BLEACHの作画が死ぬほど綺麗で最高なんだが》《千年血戦篇の作画エグいな》《最終章の作画良すぎて泣きそう》など、絶賛の嵐が巻き起こっている。
「ぴえろ」という一抹の不安
“神作画”のPVが公開されたことで期待が高まっている一方、まだ同作のアニメ化を信じきれないというファンも多い。不安要素となっているのが、アニメ制作を担当する「studioぴえろ」だ。
同スタジオは1990年代の『幽☆遊☆白書』や『とっても!ラッキーマン』などに始まり、多数のジャンプ系アニメを手掛けてきた。しかし主に作画などのクオリティーを叩かれてしまうことが多く、近年では2017年から2021年まで放送された『ブラッククローバー』の“作画崩壊”が指摘されていた。
また、ジャンプ本誌ではなく「ヤングジャンプ」作品だが、現在放送中の『キングダム 第4シリーズ』も作画が安定していない。そのため、《今放送してるキングダムも担当してるんだけど所々作画崩壊してるからちょっと怖い》と「BLEACH 千年血戦篇」のクオリティーを不安視する声も上がっている。
どのような仕上がりになるのかはまだ分からないが、「studioぴえろ」の汚名返上となるような作品になることを期待したい。
文=「まいじつエンタ」編集部
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