『ONE PIECE』黒ひげ海賊団に青キジ加入確定!?“10人目の戦い”は氷対決なのか…

『ONE PIECE』黒ひげ海賊団に青キジ加入確定!?“10人目の戦い”は氷対決なのか…

『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)

『ONE PIECE』において、今後「麦わらの一味」の前には「黒ひげ海賊団」が必ずや立ちはだかるであろう。そのメンバーとして、これまでに9人の幹部が明らかとなっているが、“10人目”の正体をめぐって議論が盛り上がっている。

なぜ幹部の人数が「10人」なのか

「黒ひげ海賊団」は提督・黒ひげをトップとして、幹部にあたる“巨漢船長”がそれぞれの部隊を率いている。一番船船長はジーザス・バージェス、二番船船長は“雨のシリュウ”、三番船船長はヴァン・オーガー…といった具合だ。

これまでには9人の「巨漢船長」が判明していたが、7月4日に発売された『週刊少年ジャンプ』31号の付録冊子『Road To Laugh Tale』Vol.2にて、“10人目”の存在が示唆されることに。「黒ひげ海賊団」の紹介記事にて、十番船船長の場所が黒塗りで「?」と書かれていたのだ。

“10人目”といわれて、思い浮かべるのはやはり「麦わらの一味」だろう。現在、ルフィを除く9人のメンバーが仲間になっているが、第1話で「10人はほしい」と語っていたことから、最終的にはあと1人仲間が増えると言われている。

つまり「麦わらの一味」と「黒ひげ海賊団」の幹部は、将来的にまったく同じ人数になる可能性が高い。そしてその理由としては、物語の終盤で両海賊団がバトルを繰り広げるための布石だという説が濃厚だ。

クルー同士が1対1のタイマンを行う展開があれば、読者が盛り上がることは間違いなし。実際に「黒ひげ海賊団」の巨漢船長は操舵手、狙撃手などと役割が降られているが、「麦わらの一味」にも操舵主のジンベエ、狙撃手のウソップなどと、対応するようなキャラクターが用意されている。

そうした前提を踏まえて考えると、「黒ひげ海賊団」の10人目についても、ある程度予想できるだろう。「麦わらの一味」メンバーとの対応関係から、“10人目のタイマン相手”を導き出せる。

10人目の正体は? 氷対決の予想も

ただ、現在出揃っているメンバーの時点で、すでに9対9のマッチアップがある程度予想されている。そこで未だ加入していない10 人目同士が戦うという説も囁かれているようだ。

「麦わらの一味」の10人目といえば、もっとも有力なのはカイドウの子ども・ヤマト。本人は仲間になる気満々で、あとはルフィの許可待ちといった状態になっている。

そしてそれに対して、「黒ひげ海賊団」の最後のメンバーとしては、あの元海軍大将の“青キジ”ことクザンが有力候補だ。

第793話『虎と犬』では、海軍を抜けた後のクザンが黒ひげに加担していることが示唆されていた。どんな関係なのかはハッキリと描かれていないが、もしかすると「黒ひげ海賊団」に加入して十番船船長になったのかもしれない。

また、この2人には気になる共通点も。ヤマトは「イヌイヌの実」幻獣種モデル“大口真神”の能力者であり、氷系の技を使う。言うまでもなくクザンも「ヒエヒエの実」の氷系の能力者なので、ピッタリの相手だろう。

ちなみに他の候補として挙げられているのは、元七武海のゲッコー・モリア。モリアは以前、黒ひげから「おれの船に乗れ」と勧誘を受けていたシーンがあるため、その後幹部に就任していたとしてもおかしくはない。

その場合、ヤマトとの対応関係は微妙なので、10人のマッチアップが多少入れ替わる可能性も。いずれにしろ最終決戦が近づいてきた気配は濃厚なので、どんなバトルが繰り広げられるのか、楽しみに待ちたい。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ