『ジャンプスクエア』で連載中のホラー漫画『ダークギャザリング』が、2023年にテレビアニメ化されることが発表された。制作会社は『ポケットモンスター』シリーズなどで知られるオー・エル・エム(OLM)に決定したのだが、それが一部ファンの間で驚きを生んでいるようだ。
最恐本格ホラー漫画がアニメ化
「ダークギャザリング」は、生まれつき霊を引き寄せてしまう霊媒体質の高校生・幻燈河螢多朗(げんとうが・けいたろう)が主人公。同じく霊媒体質で、とある理由から悪霊を収集している少女・寶月夜宵(ほうづき・やよい)と共に、凶悪な悪霊たちに立ち向かっていくホラーサスペンスだ。
今回の発表に合わせて公開されたティザーPVでは、深夜の電話ボックスやトンネルなど心霊スポットの不気味な光景が。さらに、邪悪な怨霊の数々と相対する螢多朗と夜宵の姿が描かれており、おどろおどろしい雰囲気に満ちたものとなっている。
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TVアニメ「ダークギャザリング」2023年放送決定&ティザービジュアル・ティザーPV解禁👻
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— TVアニメ「ダークギャザリング」公式 (@DG_anime) July 26, 2022
制作を担当する「OLM」は、1995年からアニメ制作事業を行っている老舗のスタジオ。代表作に国民的人気アニメ「ポケットモンスター」シリーズがあり、1997年の第1シーズンから現在放送中のいわゆる“新無印編”まで、全シーズンの制作を受け持っている。
“悪霊ポケモン”に相応しいスタジオ?
「ダークギャザリング」の制作会社が「OLM」に決まったことに、ネット上では《やっぱりポケモンだったんだ…この漫画》《ダークギャザリングのアニメ制作会社ポケモンのとこって見てめちゃくちゃ笑ってる》《やはりダークギャザリングは悪霊で戦うポケモン》《まさか公式にポケモンのスタジオが来てしまうとは…》《完全に狙ってやってるだろ》といった声が続出していた。
なぜこのような反応が多いのかというと、「ダークギャザリング」がもともとファンの間で“悪霊ポケモン”などと呼ばれていたことが理由。作中で夜宵は自分が集めた悪霊を使役するのだが、まるで「ポケモン」のように、敵対的な悪霊と戦わせる描写がある。
どのような経緯で「OLM」が選ばれたのかは不明だが、もしかすると「ダークギャザリング」が一部で「ポケモン」扱いされていることが影響したのかもしれない。
ぜひとも、本家「ポケモン」顔負けの邪悪な“悪霊ポケモンバトル”を期待したい。
文=「まいじつエンタ」編集部
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