TBS『逃げ恥』枠がオワコンに…永野芽郁×西島秀俊でも視聴率低迷

永野芽郁 

永野芽郁 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

8月9日、永野芽郁の主演ドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系)の第6話が放送された。視聴率が低迷し、TBS火曜ドラマのオワコン化が指摘されている。

永野が演じる主人公・成川佐奈は5年前、大学に潜り込んで聞いた羽田早智(広末涼子)の特別講義をきっかけに、須崎功(杉野遥亮)ら仲間と共に3年前に起業し、会社を設立。教育系アプリを手掛ける「ドリームポニー」のCEOとして活躍している。

彼女たちは、10年以内にユニコーン企業となり、世界中の人々が利用できるビジネスにすることを目標に奮闘中。そしてひょんなことから、元銀行員の中年男性・小鳥智志(西島秀俊)を雇うことになるのだった。

初回の世帯平均視聴率は8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)とまずまずのスタートを切った同作。しかし、とにかく視聴者からの評判が悪く、視聴率はじわじわと低下。第6話では7.0%にまで落ち、後がない状態になっている。

『逃げ恥』が作った歴史に終止符か…

「このドラマが放送されているTBS火曜ドラマは、2016年の新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』が大ヒットして以降、恋愛ドラマ枠として定着して大人気に。『カルテット』『あなたのことはそれほど』『花のち晴れ ~花男 Next Season~』『義母と娘のブルース』『恋はつづくよどこまでも』など、視聴率的にも口コミ的にも大ヒットする作品を量産してきました。しかしここ最近は、すっかり一部の層しか観ていないような有様。完全に飽きられています」(芸能記者)

今回の『ユニコーンに乗って』の失敗は、TBSにとって相当な痛手だと言う。

「2021年1月の『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』以降、5作連続で空振りしているTBS火曜ドラマ。そんな中、今最も視聴率の取れる若手女優・永野芽郁と、今最もイケてるおじさん俳優・西島秀俊の最強タッグで挑んだ今作は、絶対にヒットさせなければなりませんでした。しかし蓋を開けてみれば、近年で最低レベルの視聴率。話題性も乏しく、大損状態です」(同・記者)

次作は本田翼×高橋文哉のラブコメ。こちらもなかなか爆死臭がしているが果たして…。

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