“魔除け”発言の声優・武内駿輔が結婚! 女性ファンをもてあそぶ鈴木達央との違い

“魔除け”発言の声優・武内駿輔が結婚! 女性ファンをもてあそぶ鈴木達央との違い

“魔除け”発言の声優・武内駿輔が結婚! 女性ファンをもてあそぶ鈴木達央との違い (C)PIXTA

アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』のプロデューサー役などで知られる人気声優・武内駿輔が、結婚を発表。めでたいニュースの裏で、かつて話題を呼んだ“魔除け”発言を思い出す声優ファンも多かったようだ。

業界トップクラスに誠実な男性声優

武内が入籍したお相手は、『Official髭男dism』といった人気バンドのMVなどを手掛けてきた映像監督・かとうみさと。それぞれSNSにて入籍の報告を行っており、関係者やファンへの感謝の気持ちなどを綴っている。

武内は現在24歳の若手ながら、新作アニメでも引っ張りだこの人気声優。一歩間違えれば、結婚発表によって叩かれてしまってもおかしくはないだろう。しかしほとんどのファンたちは、2人の門出を温かく見守っているようだ。

そもそも武内はブレイクして以来、アイドル路線ではなく、役者志向を強く打ち出してきた。むしろ女性人気を“振り落とす”ことに尽力してきたと言われるほどだ。

そのため今回の結婚発表に際しても、《すでに面倒くさいオタクを厄介払いしていた武内くん、流石なんだよな…》《ガチ恋を増やさないようにしてた武内駿輔さん、ずっと好感しかなかった》《アイドル売りしたら稼ぎ放題だろうに》《アイドル売りしないで若いうちに結婚報告したところ、すごくいい》と称賛の声が上がっている。

物議を醸した「魔除け事件」

武内のスタンスがもっとも顕著に表れたのが、2018年4月に起きた「魔除け事件」だ。当時20歳の武内は、アーティスト活動に用いる「Jack Westwood」名義のツイッターアカウントを開設し、ファンからの質問に応える企画を行った。

そこで「左手薬指の指輪」を付けていることの意味を尋ねられた際に、「そもそもなんでアイドルじゃないのに気にしなくちゃいけないんだろうね、っていう反骨心」と「心に決めた女の子がいますよっていう魔除け」という意味があることを告白。さらには「嘘ついて人気を得ても個人的には詐欺と同じじゃんと思ってしまうので。正直に生きたい」と、アイドル売りで稼いでいる声優をチクリと刺すような言葉も添えていた。

自分はアイドルではないという意志表明にガチ恋を拒否する態度、いずれも役者としての強い信念を感じさせる言動だ。当時は女性ファンの「魔物」扱いと言われて炎上したものの、現在まで仕事が途切れていないあたり、“口だけ”ではない実力を感じさせる。

アイドル声優が全員そうだとは言わないが、人気が高い男性声優の中には、女性ファン絡みでトラブルを起こす者も。LiSAの夫である声優・鈴木達央も、以前からよからぬウワサが多く、最終的には20代のファンを自宅に連れ込み不倫していたことで大炎上した。

はたして今の声優業界で、役者として誠実に生きる武内のような存在はどれほどいるのだろうか…。

文=大上賢一

【画像】

StoryTime Studio / PIXTA