アニメ『チェンソーマン』覇権確定! ネット配信派も大満足の神対応「アマプラ最高!」

アニメ『チェンソーマン』覇権確定! ネット配信派も大満足の神対応「アマプラ最高!」

『チェンソーマン』11巻(藤本タツキ/集英社)

『週刊少年ジャンプ』で連載され、世界を熱狂に巻き込んだ藤本タツキの人気漫画『チェンソーマン』。9月8日、同作のアニメについて新たな情報が解禁されたのだが、その内容に《アマプラ最高!》との声が上がっている。

アニメファンが絶賛する見逃し配信

「チェンソーマン」の公式ツイッターによると、同作は10月11日からの毎週火曜日、24時からテレビ東京ほか6局で放送されるとのこと。そして見逃し配信は、『Amazonプライム・ビデオ』が“最速”になる予定だという。

しかも最速配信の時間は、地上波の放送が終わった約1時間後。すなわちネット配信派の視聴者も、地上波とほぼ同じ時間帯で盛り上がることができるだろう。

いろいろな意味でアニメファンにとって理想的とも言える配信形態に、ネット上では《えっ!? そんな早く!? プライムで良かった…》《アマプラがサブスク最速ってええな たくさんの人に見てもらえる》《最速25時配信えらい ジャンプラで漫画読んでる層のことわかってる》と絶賛の声が巻き起こっている。

なお、「Amazonプライム・ビデオ」以外のネット配信も、毎週水曜25時から順次スタートする予定。その中には『Netflix』なども含まれているのだが、《ネトフリ独占じゃなくてよかった》と安堵する人もいるようだ。

アニメファンの心を分かっていないネトフリ

ここ数年、「Netflix」はアニメ事業に力を入れることを宣言しており、実際にさまざまな作品が制作されてきた。しかしその成果には賛否両論があり、たとえばアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』は“大失策”だったと揶揄されている。

同アニメは「Netflix」の独占先行配信で、地上波よりも早く本編が公開された。しかもその公開形態は、前後編でそれぞれ13話を一挙放送するという特殊なもの。通常のTVアニメは1話ごとに口コミが盛り上がるが、「ストーンオーシャン」の場合はネタバレ配慮や、視聴タイミングがバラバラになったことで、SNS上で“語りにくい”作品になってしまった。

原作力が高く、普通に放送していればヒット間違いなしの作品だっただけに、アニメファンからは《毎週一話放送でいいのになぜ一挙公開したのか》《一挙公開だから話題が続かないし冷めるのも早かった》と責められていたようだ。

そんな「Netflix」を尻目に、「Amazonプライム・ビデオ」はここにきてアニメ事業に本腰を入れ始めた。アニメ専用ツイッターアカウントを開設し、10月からは『ゴールデンカムイ』第4期や『ポプテピピック』第2シリーズなどの独占配信も決まっている。

この10月を境に、「Netflix」には大きな逆風が吹き荒れるかもしれない…。

文=野木
写真=まいじつエンタ