『舞いあがれ!』福原遥がガリガリに…!? 5キロ減量指令に視聴者ツッコミ

画/彩賀ゆう

俳優・福原遥が主演を務めるNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』第22話が11月1日に放送された。福原演じるヒロイン・舞に過酷な〝減量指令〟が出され、朝ドラガチ勢の視聴者からツッコミと悲鳴が殺到している。

今回の朝ドラは、ものづくりの町・東大阪市で生まれた舞が、自然豊かな五島列島で見た「ばらもん凧」に衝撃を受け、空を駆ける夢を抱くストーリー。第22話では「スワン号」のパイロットになった舞と、それを認めない設計者・刈谷(高杉真宙)とのすれ違いが描かれた。

人力飛行機サークル「なにわバードマン」に戻ろうとしない刈谷をよそに、サークルは再スタート。しかし、破損した「スワン号」の修復・設計変更を試みるも意見がまとまらず、収拾がつかない。そこで、部長の鶴田(足立英)は、なんとか刈谷に戻ってきてほしいと再度説得に向かう。

結局サークルに戻ってきた刈谷は、舞に「記録飛行まで5キロ体重を落とせ。そして、190ワットの負荷で50分こぎ続けることができるようにしておけ」と伝えるのだった。

リアリティーのある展開がよかったのに…

「人力飛行機のパイロットは一般的に、体重の4倍のワット数が必要と言われています。体重50kgの人は200ワットのパワーが必要ということです。部室のホワイトボードには舞の身長が159センチ、体重49キロと記されており、現在の舞の体重であれば、おおむね目標値に近いといえるでしょう。もっとも、舞役を務めている福原の実体重はせいぜい45キロ程度。その体型から、さらに5キロも減量したら、いったいどうなるのでしょうか。今まで《ストーリーに突っ込みどころが無くて安心して観ていられる》と好評でしたが、ツッコミどころ過多な前クールの朝ドラ『ちむどんどん』に近づかなければいいのですが…」(テレビ誌ライター)

このムチャ振りに、朝ドラガチ勢からは

《なにわの天才、刈谷先輩からのオーダーかなりハイレベルすぎだろ》
《舞ちゃんの体形に合わせて設計と製作を間に合わせる…ってこと?》
《さらっと5キロ減量した上に体力増強を言い渡すの鬼! 飛行機の設計が付け焼き刃では無理なように、肉体改造も素人ひとりでは無理ですよ》
《この舞ちゃんからさらに5kg減って…。舞ちゃんもやけど、私も「えっ…」って声出たわ。カリッカリになってまう。現実味ある感じがよかったのに》

などと、ツッコミが続出している。

朝ドラ後の『あさイチ』では、博多華丸が「『ド素人でも記録出せる飛行機作っちゃる』と言ってたけど、あの身体から5キロ落とせたら、その時点でもうド素人ではない」と〝朝ドラ受け〟し、視聴者から共感の声が相次いでいた。

人力飛行機のパイロットはなるべく体重が少なく体力のある人物が適任とされている。しかし、もともとかなりスレンダーな舞の場合は、減量よりもむしろ体力をつけた方が現実的だろう。

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