『サモンナイト』シリーズがオワコン化した理由…トドメを刺したのは『ディスガイア』?

『サモンナイト』シリーズがオワコン化した理由…トドメを刺したのは『ディスガイア』?

『サモンナイト』シリーズがオワコン化した理由…トドメを刺したのは『ディスガイア』? (C)PIXTA

一時期はJRPGのメジャータイトルだった『サモンナイト』シリーズだが、なぜ現在ではその存在感が消滅してしまったのだろうか。ゲーマーたちの間では、いちじるしい人気低迷の理由について、さまざまな説が考察されている。

シリーズ5作目が不評過ぎた?

「サモンナイト」シリーズは、かつて日本を代表するシミュレーションRPGの1つだった作品。ゲームバランスや骨太なタクティカル要素を重視したSRPGというよりは、キャラクターの魅力に重きを置いたカジュアルなゲーム性が特徴だ。

そしてなによりも、飯塚武史氏(黒星紅白氏)が描くポップでかわいらしい登場人物が人気を博した。

しかしそんな「サモンナイト」シリーズは、2016年に発売されたナンバリングタイトル『サモンナイト6 失われた境界たち』を最後に、新作が出ていない。またそれだけでなく、『アーマード・コア』シリーズなどと違い、界隈から名前すら忘れられつつある状態だ。

なぜあれだけ人気があった「サモンナイト」シリーズが、ここまで落ちぶれたのだろうか。その理由としてまず指摘されているのは、ナンバリングタイトル5作目の内容が、きわめて不評だったというものだ。

「サモンナイト」復活の可能性は?

実際にこの手の話題になると、ネット上では《自分の中でサモンナイトは4まで》との声が。2006年にPS2用ソフトとして発売された『サモンナイト4』が、実質的に最後の「サモンナイト」シリーズだと捉えるファンも少なくない。

というのも「サモンナイト4」までは『フライト・プラン』という会社が開発を行っていたのだが、同社は2010年頃に事業を停止したと見られている。その後「フライト・プラン」の元社員たちが、『FELISTELLA株式会社』を設立して『サモンナイト5』を開発。そして「サモンナイト6 失われた境界たち」には、制作協力という形で関わっている。

つまり「サモンナイト5」からは開発環境がガラリと変わっていることが予想されるのだが、その影響もあってか、ファンが満足する内容でリリースできなかった模様。またアニメっぽいSRPGといえば『魔界戦記ディスガイア』シリーズというライバルもいたため、《ディスガイアがトドメをさした》とも指摘されていた。

SRPGというジャンル自体は今も根強い人気を誇っており、2019年には『ファイアーエムブレム 風花雪月』が大ヒットしたほか、2023年1月には『魔界戦記ディスガイア7』も発売される予定。「サモンナイト」シリーズも、新作の内容によっては復活の可能性が残されているように思えるのだが…。

文=大上賢一

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