“次に来る”女性声優ランキング! 1位はやっぱり令和のガンダムパイロット!?

“次に来る”女性声優ランキング! 1位はやっぱり令和のガンダムパイロット!?

“次に来る”女性声優ランキング! 1位はやっぱり令和のガンダムパイロット!? (C)PIXTA

ここ数年、話題性の高い作品が次々と放送されているアニメ界隈。そこに出演している女性声優たちの勢力図も、ガラリと変わりつつある。今後どんな新星が頭角を現すのか、「次に来る若手声優」をランキング形式でピックアップしていこう。

<3位>石見舞菜香

まずは2016年より声優活動をスタートさせた石見舞菜香。

なんと言っても彼女は、『ウマ娘 プリティーダービー』シリーズでライスシャワー役に抜擢され、一躍知名度を上げた。

とくにアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』ではライスシャワーにスポットが当たるエピソードがあり、史実を元にした熱いストーリーが“神回”だと話題に。

体が小さく内向的に見えるライスシャワーの秘めた闘志を、石見が全力で演じきっていた。

実力・知名度共にすでにハイレベルな声優だが、その一方で映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』を始めとして、主演作がいまいちヒットしていないのが悩みどころ。

「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」に関してもライスシャワーはかなり恵まれた役どころではあったが、主役はMachicoが演じるトウカイテイオーだった。

こればかりは本人の実力だけではどうしようもなく、めぐり合わせ次第。今後主演作に恵まれれば、さらなるブレイクが期待できるだろう。

<2位>若山詩音

若山詩音は子役として『劇団ひまわり』に所属し、NHK大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語』への出演経験もあるなど、異色の経歴を持つことで知られる。

声優として脚光を浴びたのは、2019年の映画『空の青さを知る人よ』で演じた相生あおい役がきっかけだろう。

さらに本格的に注目を集めたのは2021年。『SSSS.DYNAZENON』や『takt op.Destiny』といった話題作で、重要なキャラクターを演じていた。

そして2022夏クールの大ヒットアニメ『リコリス・リコイル』において、Wヒロインの1人である井ノ上たきな役に起用され、その演技力の高さが話題を呼ぶことに。

たきなのセリフとしてやはり印象的なのは「さかなー」や「心臓が逃げる!」なのだが、何でもない日常パートの演技にも高い評価が。とくにたきなが錦木千束に初めてじゃんけんで勝って喜ぶシーンは、当時の視聴者の間でかなり話題になっていた。

子役時代の経験があったからこそ、じゃんけんで喜ぶたきなのような、いわゆる“アニメ的な演技”とは一線を画した芝居ができるのかもしれない。

<1位>市ノ瀬加那

2022年のアニメの中でもトップクラスの話題性があった『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。そんな令和のガンダムで主人公のスレッタ・マーキュリーを演じたのが、市ノ瀬加那だ。

正直なところ「水星の魔女」のキャラクタービジュアルが発表された段階では、あまりスレッタの評判は良くなかった。

しかしいざアニメ本編の放送が始まると、視聴者(と作中のキャラクター)はみなスレッタの虜に。「ガンダム」のTVシリーズとして初となる女性主人公がここまで成功したのは、市ノ瀬の演技によるものが大きかったと言えるだろう。

さらに「水星の魔女」と同じ2022年秋アニメだけを見てみても、市ノ瀬はさまざまな作品に引っ張りだこ。

『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』では今時珍しい王道ツンデレ幼馴染の須理出未来を演じ、「水星の魔女」と双璧をなす話題作の『ぼっち・ざ・ろっく!』にも、主人公のファン1号として出演していた。

それ以前からいくつも出演作があった市ノ瀬だが、2022年はさらなる飛躍の年に。そして2023年も矢吹健太朗の人気コミックを原作としたアニメ『あやかしトライアングル』への出演が決まっており、今後の活躍を期待できそうだ。

とはいえ2023年には、また声優界に新たなニューヒロインが誕生する可能性も。ますます移り変わりが激しくなった声優業界から、一層目が離せない。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

Khosro / PIXTA