嫌われた日テレドラマ…門脇麦『リバーサルオーケストラ』初回から爆死

門脇麦  田中圭 

門脇麦  田中圭 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

1月11日より、門脇麦の主演ドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)がスタートした。評判は上々だったものの、視聴率が大苦戦している。

主人公は、元天才ヴァイオリニストでありながら、今は市役所に勤務する谷岡初音(門脇)。街は音楽での地域活性化を図るべく、市長・常葉修介(生瀬勝久)の旗振りで、立派なシンフォニーホールを建設中だった。

ドイツから帰国したばかりのマエストロ・常葉朝陽(田中圭)が父・修介から強引に呼び戻され、初音とともに地元のポンコツオーケストラ『児玉交響楽団』――通称『玉響』を大改造していくストーリーだ。

泥沼状態の日テレ水曜ドラマ

「オーケストラという人気のテーマで、第1話からテンポよくストーリーが進んでいきました。脚本は吉高由里子主演のドラマ『最愛』(TBS系)で大ヒットを飛ばした清水友佳子氏が担当。主人公の〝心の闇〟も初回であっさり解決し、視聴者が過度にイライラしてしまうのを回避。とにかく気楽に見れる作品となっていましたね」(芸能記者)

しかし、世帯平均視聴率は6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)といきなり爆死。この枠にしてはかなり低い数字となった。

「日テレの水曜ドラマ枠は数年前まで高視聴率枠でしたが、ここ最近はヒットなし。二桁視聴率を記録したのは、2021年の夏ドラマ『ハコヅメ~たたかう! 交番女子~』までさかのぼります。おそらくこの作品の爆死で、この枠は1年半もの間、一度も視聴率が二桁に届いていないことに…。9%台すらも、1年以上前の『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~』で記録したきりで、ずっと苦戦続きですね」(週刊誌記者)

オーケストラドラマの撮影は、費用が通常よりもかなりかかる。この爆死はかなり痛そうだ。

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