新年早々胸クソ!? アニメ『名探偵コナン』“圧倒的クズキャラ”に視聴者ドン引き

新年早々胸クソ!? アニメ『名探偵コナン』“圧倒的クズキャラ”に視聴者ドン引き

『名探偵コナン』102巻(青山剛昌/小学館)

アニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)の第1069話『受話器ごしのスウィートボイス』が、1月14日に放送された。作中では近年稀にみる“クズキャラ”が登場し、新年早々視聴者をドン引きさせているようだ。

※アニメ『名探偵コナン』の内容に触れています

今回の物語は、毛利探偵事務所に永峰麻也子という女性からの依頼が舞い込んできたところから始まる。

彼女の目的は夫・永峰春彦の素性を調査することにあったが、事務所に向かう道中、不審な人物から尾行されてしまう。

そして公衆電話から小五郎に電話し、近況報告を行っていたが、追手を撒こうとして逃げ込んだ公園で何者かに襲われることに。

小五郎、コナン、蘭の3人が現場に駆け付けると、腹部を刺された麻也子の姿と、草葉の陰で震える春彦の姿が──。

凄惨な事件が描かれる一方で、とりわけ視聴者を驚かせたのは、春彦のクズっぷり。彼は会社の金を横領していたのだが、その額は1億円に及ぶという。

また、前妻を裏切って不倫していた相手と結婚したことも明かされており、救いようのない人物像が浮かび上がっていた。

アニオリ特有の生々しい展開

女性たちの心を弄んだり、会社の金を横領したりと、欲望に忠実に生きていた晴彦。さらに過去のクズエピソードとして、前妻と電話した際、不倫相手と間違えて「女房には出張って言ってあるから大丈夫」と口走るなど、最低最悪な行動を連発している。

もはや救いようのない晴彦のクズさに、ネット上ではドン引きしてしまう視聴者が続出。《今日のコナン、旦那がクズすぎて…》《夫がめちゃくちゃクズすぎて、さすがに笑った》《二股するし、横領もするし、最悪すぎない?》《横領に不倫に、被害者の夫がやばすぎ》《今日のコナンに出てきた男、めちゃくちゃクズでさすがに笑ってしまった》といった反響が続出している。

また、不倫・横領・離婚など、子ども向けアニメとは思えない生々しい内容に、《子どもが見るアニメなんか?》といったツッコミの声も。

新年2本目からここまで胸くその悪い話を世に放てるのは、「名探偵コナン」くらいのものだろう。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ