ジャンプ+大人気連載が打ち切り!?『ハイパーインフレーション』“あと4話”の真相は…

ジャンプ+大人気連載が打ち切り!?『ハイパーインフレーション』“あと4話”の真相は…

ジャンプ+大人気連載が打ち切り!?『ハイパーインフレーション』“あと4話”の真相は… (C)PIXTA

『少年ジャンプ+』で連載中の大人気漫画『ハイパーインフレーション』が、“あと4話”で終了することが発表された。ストーリーの流れからすると、いささか急すぎる連載終了に見えることから、ファンからは困惑の声が続出している。

漫画ファンの間で注目されていた怪作

同作は、身体から“偽札”を生み出す能力を持つ少年・ルークが、自分たちを迫害するヴィクトニア帝国の打倒を目指していく経済バトル漫画だ。

ルークが偽札を生むときに毎度“とんでもない描写”が挟まれるコミカルな作品ではあるものの、経済の仕組みを逆手にとった頭脳バトルは見どころ満載。一癖も二癖もあるキャラクターが織りなすハイテンションなストーリーとなっている。

漫画ファンからの愛されっぷりは凄まじく、『次にくるマンガ大賞2021』ではWebマンガ部門の6位を獲得。また連載が更新さわるたびにツイッター上でトレンド入りするなど、知名度は高いと言えないが、根強い人気を誇っていた。

しかし物語がますます盛り上がってきたタイミングで、「あと4話で終了」という情報が明らかに。

ファンの間では、《前回急に時間軸が飛んだし、何かおかしいとは思っていたが打ち切りっぽいな…》《これは残念すぎる。謎の打ち切りか》《打ち切りなのか…?展開が早足すぎるし…俺たちのいいジャンが足りなかったのか?》《あと4話で物語が着地するわけないでしょ!とても面白いので無念》と“打ち切り説”が浮上している。

「円満な完結」という意見も

他方で気になるのが、作者本人のコメントだ。完結を予告したイラストの中では、「完結まであと4話!!」「この4話のためにここまできました」という書き文字が記されている。

素直に読むなら、現在までの展開をすべて想定していたことが窺えるため、打ち切りではなく円満終了だと考えられるだろう。

実際にSNS上では、《打ち切りではなく、作者の終わりたい形で物語を完結させられる感じ》《打ち切りじゃなくてやりたい事やり切る形になりそうだし、無駄に引き伸ばすより良いか》と予定通りの完結と受け止める人も多い。

ところで奇遇なことに、『マガジンポケット』(マガポケ)で連載中の人気Web漫画『いじめるヤバイ奴』も、先日“あと4話”で完結することが発表されたばかり。

同作もオリジナリティあふれる発想でカルト的な人気を博していたが、あっさりと完結へと向かうようだ。

ズルズルと引き伸ばすことなく物語を幕引きするという姿勢を、『週刊少年ジャンプ』や『週刊少年マガジン』本誌の関係者にもぜひ学んでほしい。

文=「まいじつエンタ」編集部

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master1305 / PIXTA