櫻井孝宏ついに主役降板!『モノノ怪』と『ポケマス』で対応が違うワケ

声優・櫻井孝宏がついに主役降板!『モノノ怪』『ポケマス』対応の違いが意味するのは…

声優・櫻井孝宏がついに主役降板!『モノノ怪』『ポケマス』対応の違いが意味するのは… (C)PIXTA

二度に及ぶ不倫報道によって、悪い意味で“時の人”となっている声優・櫻井孝宏。出演作品からの“降板ラッシュ”も予想されている中、ついに主人公を演じる予定だった劇場版『モノノ怪』でのキャスト変更が発表されてしまった。

代表作の1つが降板へ…

同作は、2000年代に人気を博したTVアニメ『モノノ怪』シリーズの最新作。櫻井は主演として、主人公・薬売りを演じており、その強烈な存在感からハマリ役として大絶賛されていた。

しかし櫻井の不倫騒動を受けて、「モノノ怪」は2月28日に薬売り役のキャスト変更を発表。降板の理由も併せて公表されており、同作が大奥における「女性たちの苦しみと救済」をテーマにしていることから、櫻井がふさわしくないと判断されたようだ。

たしかに「救済」と真逆のことをしでかしてしまった櫻井には、皮肉とすら思える役柄だっただろう。

なお、もともと同作はクラウドファンディングで制作費を募っていたのだが、作品のウリだった櫻井が降板に至ったため、支援者に対する対応を発表している。

クラウドファンディングサイト『うぶごえ』のプロジェクトページによると、「キャストの降板によって、当初のお気持ちのまま応援できないと感じられる方もいらっしゃるかと存じます」として、返金対応を行うという。

多くのファンたちはキャスト変更を受け入れているようで、《ご英断ありがとうございます。私の中で大好きな作品であり、大事な作品でしたので作品を大切にしてくださって嬉しく存じます》《続投だったら「お前が言うなよ」感あるからキャスト変更は納得》《変更理由まできっちり書いてて好印象。櫻井孝宏は本当に反省して》といった声が上がっていた。

『ポケモン』ソシャゲではなぜか許された?

一方で、櫻井が“許された”と話題を呼んだ作品もある。ダンデ役を演じるスマートフォンアプリ『ポケモンマスターズ EX』だ。

2月27日、ポケモン公式YouTubeチャンネルで配信された『Pokémon Presents』で、「ポケモンマスターズ EX」に関する新映像が公開された。そこで櫻井によるダンデの声がしっかり流れていたのだ。

さらに翌28日には、ツイッター上でも櫻井ボイスの音源を使ったショート動画がアップされていた。

今のところ公式から何も発表されていないところを見るに、恐らくこのまま櫻井を続投させるつもりなのだろう。

キャスト変更の気配がないことで、声優ファンの間では、《天下のポケモン様やな。有難いわー!》《任天堂って意外とそのへんゆるい感じなのかな?》《櫻井許されてて草》といろいろな反響が飛び交っていた。

他にも『モブサイコ100』霊幻新隆役や『転生したらスライムだった件』ディアブロ役など、いくつもの作品で櫻井の続投が予想されている。

そう考えると「モノノ怪」の降板は異例なのだが、女性視聴者を主なターゲットとした新作アニメ『AYAKA-あやか-』でもキャスト変更が発表されていた。

「モノノ怪」も女性人気が高い作品なので、コンテンツの方向性によって降板か続投か判断されているのかもしれない。

だとすると、『呪術廻戦』や『鬼滅の刃』といった作品はジャンプ漫画でありながら女性人気が高いため、十分降板はありえるラインだ。

今後の公式による対応が気になるところだ。

文=「まいじつエンタ」編集部

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