スクエニ『FF16』動画をこっそり削除…シリーズ7年ぶり待望の新作に不安要素

スクエニ『FF16』動画をこっそり削除…シリーズ7年ぶり待望の新作に不安要素

スクエニ『FF16』動画をこっそり削除…シリーズ7年ぶり待望の新作に不安要素 (C)PIXTA

スクウェア・エニックスによる新作RPG『ファイナルファンタジーXVI』(FF16)をめぐり、“画面が暗すぎる問題”が浮上している。

3月8日にツイッター上で公開された最新映像では、その暗さが遺憾なく表現されており、ネット上を大きく騒がせてしまった。

肝心の“トルガル”が見えないトラブル

同作は、2023年6月に発売が予定されている「FF」シリーズの最新作。前作「ファイナルファンタジーXV」から約7年ぶりとなる新作のリリースということで、国内外のゲーマーから注目を浴びている。

まだゲームの全貌は明らかになっていないが、発売が間近に迫る中、さまざまな情報が明かされ始めている。そこで「FF16」公式ツイッターアカウントが投稿したのが、トルガルという狼の紹介動画だった。

トルガルは主人公・クライヴの「過酷な旅路に付き添う心強き仲間」らしく、ゲーム内の探索パートでは、頼もしい相棒としてプレイヤーを導いてくれるようだ。

紹介動画では実際に探索パートの様子が映し出されていたのだが、なぜか画面が非常に暗くなっていた。

肝心のトルガルが全く見えないレベルで、上部にあるアイコンにナビゲートされているような状態だ。

紹介動画に対して、ネット上では《開発者誰一人として「暗すぎ」と言わなかったのか…》《犬紹介メインの動画なら明るいところで撮れよ》《犬をアピールしたいのにアイコンしか見えてない》《昼間のシーンないの?》《わりぃ、やっぱ暗ぇわ…》といったツッコミが寄せられてしまった。

あまりにもリプライ欄などで苦言が殺到したためか、「FF16」公式アカウントは該当ツイートを削除。現在は紹介動画を視聴できなくなっている。

ますます心配がつのる“画面の暗さ”

しかし、実は同作に「画面が暗い」との批判が寄せられたのは今回だけではない。2月28日、実機による同作のプレイ動画が公開された頃から、すでに問題視されていた。

ファミ通のYouTubeチャンネルでは、ゲームの冒頭にあたるという「召喚獣ガルーダ戦」の一部が公開されたのだが、その映像は最初から最後まで暗め。砦の中を探索するシーンはともかく、砦の外で発生した召喚獣バトルも、明度が抑えられていた。

プレイ動画が拡散されたことで、ネット上では散々いじられていたのが現状。そんな中でトルガルの紹介動画も“ダーク”だったため、余計にネタにされてしまったのだろう。

暗すぎる画面に対して、一部では《ホラーゲーム並やな》《ユーザーに視力検査でもさせたいんか》《ルーモス!》《さすがダークファンタジー》といった声も上がっており、ある意味最高潮の盛り上がりだ。

とはいえ、今のところ「FF16」の公開情報はかぎられており、映像なども開発中のものに過ぎない。

この先、いい意味でファンの度肝を抜くような情報が出てくることを期待しよう。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

master1305 / PIXTA