大谷翔平に皮肉! カズレーザーの“ズレ発言”に野球ファンが反論

カズレーザー 

カズレーザー (C)まいじつ 

コメンテーター芸人『メイプル超合金』のカズレーザーが、日本中を熱気に包んでいるWBCに冷ややかな笑いを向け、野球ファンから冷笑のお返しを食らった。

日本代表は1次ラウンドを全勝で勝ち上がり、3月16日の準々決勝でイタリア代表と激突。3回に吉田正尚選手の内野ゴロで先制すると、岡本和真選手が3ランホームランを放ち、リードを4点に広げた。

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岡本選手は5回にもタイムリーを放ち、WBCにおける日本人打者最多タイとなる1試合5打点を記録。侍ジャパンは9-3で快勝し、21日からは舞台をアメリカに移し、準決勝に挑む。

翌17日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)は、イタリア戦の熱闘を特集。さまざまな情報を伝える中、各スポーツ紙を並べ、3回に飛び出した大谷翔平選手のセーフティーバントが1面を飾っていることを伝えた。

これに噛みついたのがカズレーザーだ。

彼はこの横並びの1面に「岡本選手の3ランが一番のお手柄だと思うんですけど(笑)」とコメント。さらに「3ランホームランがバントに負けるんですか。1面とれないんですか。こんなことあるんですか。すごいですね」と皮肉っていた。

奇をてらって正論に見せるカズレーザー論法

相変わらずのキャラを披露したカズレーザーだったが、野球ファンの多くは、この発言が煽りに過ぎないことをお見通しだったようだ。

ネット上には《一面って一番すごいことが載るわけではないし》《キツいな、こういうイキりアピール》《大谷が人気なのであって野球が人気なわけじゃないから》《岡本のホームランじゃみんな新聞買わないんや》など、厳しい指摘が相次いでいる。

「カズは人と違う意見を言って〝正論っぽく〟見せる芸風。今回の大谷のバントが、どれだけ意義深いかを全く理解できていない。

まず特筆すべきは、大谷ほどの強打者がチームプレーのために、セーフティーバントで出塁することを優先した点。相手が大谷シフトで一塁側に守備を敷く中、ガラ空きの三塁側を狙うセンスも見事だ。

カズは上から目線で冷笑するが、現にこのセーフティーバントでチャンスは広がり、続く吉田の先制点にしっかりと繋がっているじゃないか。斜めからの意見で奇をてらうのもいい加減にしてほしい」(週刊誌記者)

実際に大谷選手のプレーは《このバントで流れ掴んだ》《点をもぎ取ろうとする感覚がすげえと思った》《ひたすらチームが勝つ事だけを考えてないとできんプレー》と感動や興奮を呼んでいた。

ひろゆきが持て囃されるこの国では、カズレーザーのような論法も賢く見えるのだろう。しかし、こうした意見には常に注意と疑いが必要だ。

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