ジャンプ新連載陣を大量打ち切り!? 西尾維新もタコピー作者も全滅か…

ジャンプ新連載陣を大量打ち切り!? 西尾維新もタコピー作者も全滅か…

ジャンプ新連載陣を大量打ち切り!? 西尾維新もタコピー作者も全滅か… (C)PIXTA

このところ、『週刊少年ジャンプ』はネームバリューのある作家が次々と連載を開始していた。しかし大ヒットにつながる作品は出てきておらず、掲載順も芳しくないことから、一挙打ち切りを予想する人も少なくないようだ。

「ジャンプ+」の大ヒット作家がピンチ?

3月27日発売の『週刊少年ジャンプ』17号で話題を呼んでいるのは、『一ノ瀬家の大罪』の急展開だ。

同作は『少年ジャンプ+』最大のヒット作とも言われる『タコピーの原罪』の作者・タイザン5が手掛ける新連載。昨年11月から、「新連載4連弾」の1つとして連載が始まった。

物語は記憶喪失となってしまった少年・一ノ瀬翼を主人公として、なにやらワケありな家族たちの謎に迫っていくというもの。

これまでは読者の予想を裏切る展開で注目を浴びてきたが、最新話にあたる第18話『一ノ瀬家の現実』で、物語を揺るがすような重要な真実が明かされた。

ここ数話、ミステリー要素の種明かしが続いていたこともあり、一部の読者たちは《どちらかというと打ち切りルートな気がしてきた》《いきなりポロポロ真相出てきてちょっと怖いな 打ち切りだけは…やめて…》《展開巻きすぎてて打ち切りコースに入ったとしか思えない》と、最悪の展開を心配している。

実際、「ジャンプ」は熾烈な打ち切りレースで知られており、途中から不自然にテンポが加速し、そのまま終了を迎えた作品は数知れない。

「タコピーの原罪」と同じく、もともと短期連載の予定だった可能性もあるが、いずれにしろ完結は遠くなさそうだ。

西尾維新も打ち切り候補か

同じく「新連載4連弾」の1つ、昨年11月に始まった『暗号学園のいろは』も打ち切りが不安視されているようだ。

同作は『化物語』などの物語シリーズで知られるヒットメーカー・西尾維新が原作を手掛けている作品。暗号解読者を育成する学校「暗号学園」を舞台として、異色の暗号バトルが描かれている。

“西尾維新ならでは”の作風でファンには大好評なのだが、「ジャンプ」での掲載順は下降気味で、3月20日発売の「ジャンプ」16号では最下位に位置していた。今週号でも浮上はならず、下から3番目の掲載順だ。

また最新17話では、主人公が通うクラスの代表「学級兵長」を選抜するための最終課題がスタートすることが予告された。

あと数話で物語に一区切りがつきそうな展開なので、ファンたちは打ち切りを不安視している。

ほかの「新連載4連弾」でいえば、『イチゴーキ!操縦中』と『人造人間100』もそこまで掲載順は好調ではない。あるいは全滅という未来もありえるのかもしれない。

ただ、現在の連載陣では、『ギンカとリューナ』と『大東京鬼嫁伝』の方が巻末付近に来る頻度は高い。そのため打ち切られるとすれば、この2作のほうが先とも目されているようだ。

そろそろ新連載が投入されてもおかしくない時期だが、一体いくつの作品が生存競争を生き残れるだろうか。

文=野木

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