兎田ぺこらも苦言…『ホロライブ』ぷよテト大会でVTuberファンたちが大暴れ

兎田ぺこらも苦言…『ホロライブ』ぷよテト大会でVTuberファンたちが大暴れ

兎田ぺこらも苦言…『ホロライブ』ぷよテト大会でVTuberファンたちが大暴れ (C)PIXTA

人気VTuberグループ『ホロライブ』による大型企画『第1回 ホロライブぷよテト大会』が、4月16日に開催された。多数の人気メンバーが参加する大会ということで、配信自体は大盛り上がりしたのだが、一部ファンの振る舞いが物議を醸している。

優勝者への心ないコメントが続出

同大会は、『ぷよぷよテトリス2』によって18人の「ホロライブ」メンバーたちが競い合うイベント。主催の兎田ぺこらと星街すいせいが見守るなか、トーナメント方式での激闘が繰り広げられた。

配信は兎田のYouTubeチャンネルで行われ、約4時間にわたって大盛況を記録することに。最大同時接続数は約24万人に達しており、「ホロライブ」のゲーム大会として歴代1位の記録を塗り替えている。

ところがそうした盛り上がりの裏で、不満を漏らすファンたちの姿も。圧倒的な実力で優勝を収めた宝鐘マリンに対して、コメント欄で「強すぎる」「空気読め」といった声が相次いでしまったのだ。

兎田はその光景に心を痛めたようで、翌日の配信であらためて注意喚起。大会前に宝鐘が練習を重ねていたことに言及しつつ、「がんばって練習してくれて上手くなったから、『抜けて』みたいなのは違くない?と思って」「そこをね、グチグチ言う人がすごく嫌だった」「やっぱマリンの気持ちを想像すると悲しいなって思う」と、思いのたけを述べていた。

VTuberの大会では日常茶飯事?

また「ホロライブぷよテト大会」では、別の火種も存在した。エキシビションマッチとして優勝者の宝鐘マリンとテトリス上級者の星街すいせいが対決したのだが、その結果についてヒートアップするファンが続出したのだ。

敗北した星街マリンはコントローラーの充電が切れかけていたことに言及したのだが、これが「言い訳」扱いされてしまったようで、後日の配信などで弁解に追われていた。

とはいえ、今大会だけでなく、VTuberが参加する対戦系のイベントは大荒れしがち。『にじさんじ』恒例の『マリカにじさんじ杯』でも、第1回大会でダークホースだった成瀬鳴が勝利した際、惜しくも優勝を逃した人気ライバーのファンたちに心ないコメントを浴びていた。

また、4月15日に第5回が開催された『VTuber最協決定戦』も、前々からコメント欄の民度が物議を醸している。チームバランスの偏りに敏感な視聴者が多く、少しでも実力が突出しているチームは批判を浴びるのが常だ。

愛情ゆえの暴走なのかもしれないが、本当のVTuberファンなら、“推し”が安心して大会を楽しめるよう配慮すべきだろう。

文=「まいじつエンタ」編集部

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