ブレーク目前? 『合理的にあり得ない』遅咲き俳優の“七変化演技”に感服

天海祐希 

天海祐希 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

2004年に『週刊朝日』の表紙を飾り、芸能界デビューを果たした俳優の入山法子。

6月12日に放送された天海祐希主演のドラマ『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(フジテレビ系)にゲスト出演し、演技力の高さが再注目されているようだ。

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同ドラマは、天海演じる女探偵・上水流涼子と、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下洸平)がタッグを組み、さまざまな依頼を〝あり得ない手段〟で解決していくエンターテインメント。

12日に放送された第9話では、上水流と貴山の探偵事務所に、10歳の息子の親権を取り戻したいという澤本香奈江(入山)が依頼人としてやってくる。しかし調べていくうちに、なぜ香奈江は、5年前に失った親権を今になって取り返そうとしているのか、という疑問に直面するのだった。

上水流たちは調査当初こそ、香奈江と5年前に離婚した整形外科医の元夫・安生健吾(高橋光臣)の浮気調査をしていたが、中盤からは調査対象を香奈江へと変更。香奈江を尾行した結果、入れ込んでいるホストにそそのかされ、親権もろとも元夫の財産を狙っていたことが発覚する。

上水流と貴山は息子の幸せを考え、依頼人の香奈江ではなく、元夫と息子が幸せに暮らせるように作戦を立てていった。

入山法子の豹変っぷりが凄い!

「ドラマの序盤で入山が演じていたのは、夫に一方的に離婚を切り出されて親権を奪われてしまった〝被害者の女性〟。白いワンピースに身を包み、自信がなさそうに俯く姿や、息子を想って目に涙を浮かべるか弱い女性を演じました。

しかし、上水流に目撃されたホストとのデート場面では、肩と背中が大胆に開いたタイトなワンピース姿で登場。存分に華奢なスタイルを見せつけており、別人と思えるほどの変貌っぷりを披露しています。

服装の変化に伴って口調や性格もガラリと変化し、一つの作品内でこれほどの変貌を遂げる入山に、感服する視聴者も多かったようですね」(芸能ライター)

20年近いキャリアを持つ入山は、昨年末ごろからブレークは目の前だと噂されている〝旬〟の人物。昨年12月に公開された映画『天上の花』では、東出昌大演じる三好達治が一目で恋に落ちる美貌の持ち主・慶子を好演している。

そして現在は、深夜ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(TBS系)で、主要キャスト・江美役を担当。元バンギャルでスピリチュアル信仰があるといったインパクトのある役を熱演している。

これまで入山は「合理的にあり得ない」のように、ドラマの単発ゲストという配役が多かった。しかし、七変化する演技力と画面上でも目を引く麗しさから、遅咲き俳優として名を馳せそうだ。

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