なにわ男子主演の『世にも奇妙な物語』に“意味不明すぎる”とブーイング!

画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

6月17日に、人気特番『世にも奇妙な物語’23 夏の特別編』(フジテレビ系)が放送された。この日放送された最後のストーリー「虹」をめぐって、視聴者から不満の声が続出している。

このストーリーの主演を務めたのは、『なにわ男子』西畑大吾。青年・南條拓也(西畑)がカメラ越しにしか見えない学生服姿のキレイな少女・川上七美(井頭愛海)を見つけ、そのことがきっかけで運命的な出会いを果たす…というストーリーだ。

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「この物語ではなんと、南條の台詞はナシ。〝虹のふもと〟で出会った七美の姉・愛美と結婚してやがて死別。愛美のことが忘れられない南條が、虹の出たある日、再び〝虹のふもと〟へ行くと、七美から『虹を追っても無駄よ。幸せも、夢も、そして人生の意味も。それらはまるで虹のように気まぐれに現れては消えてしまう。追っても追ってもたどり着けず、近づいたと思えば跡形もなく消え去ってしまうから。でもそれらは決して幻なんかじゃない。ちゃんとあなたの中にある。悲しまないで。思い出が美しくあるのは明日のためだから』といきなり長文で説教されて、突然ドラマが幕を閉じました」(週刊誌記者)

全部を台詞で説明する台無しドラマ

雰囲気ポエムを実写化したようなこのストーリーは《ええええ!? なんだこれ》《何一つ話を理解できなかった》《わからないまま終わった》《意味不明すぎる》と大不評。番組の公式ツイッターには、解説を求める声が多く寄せられている。

「意味不明なストーリーと言われていますが、結局、七美の〝長尺説教〟がすべてでしょう。それ以上、考察する余地はないし、別に難しいことを言っているわけでもないので、意味不明ではありません。

では、なぜここまで〝意味不明〟と言われてしまったかというと、逆に説明しすぎたから。最後の〝長尺説教〟によって、わざわざセリフでご丁寧に全部説明してしまったがために、考察する余地が一切なくなって、逆にもっと深い何かがあるのではないかと視聴者が思ってしまったのです。

説明さえしなければ、視聴者が勝手に七美の〝長尺説教〟のような作品のテーマをストーリーから読み取って、腑に落ちていたはずです」(同・記者)

そもそも、南條の台詞はナシ、もう片方はやたらと説明台詞というちぐはぐさが、雰囲気ドラマにすらなれなかった理由だろう。

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