視聴者ポツーン…『わたしのお嫁くん』最終回“波瑠のキャラ変”に戸惑い

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

俳優の波瑠が主演を務めるドラマ『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系)が、6月21日に最終回を迎えた。

感動を呼んだ一方で、主人公・速見穂香(波瑠)の好感度が驚くほど下がってしまったようだ。

表の顔は大手企業のエース社員、しかしその実体は〝ズボラ女子〟という設定が好評だったが、なぜか突然〝メンヘラ化〟してしまったというのだ。

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最終回、〝お嫁くん〟として速見と同居する家事力最強の後輩・山本知博(高杉真宙)は、古賀一織(中村蒼)から「福岡の新会社へ一緒に移籍しないか」と誘われた。

そこで速見は、自分でも家事ができるよう、山本に味噌汁の作り方を教わっていたのだが、調理中に寝落ちしてしまう。

火事寸前のところで山本に助けられたが、速見の家事力を見た山本は「もう先輩はそんな頑張らなくていいです」ときっぱり。

すると速見は「何でいつもそうやって自分ばっか…」といい、「別れよう。私たち」と告げるのだった。

できる女はどこへ? 怒涛の最終回に視聴者は…

「当初は山本の〝憧れの先輩〟という設定があった速見。作中には彼女が仕事を華麗にこなすシーンもあり、山本だけでなく視聴者からも好評でした。

しかし、回を重ねるごとに〝依存〟していったのか、仕事優先だったはずが、徐々に山本の気持ちに翻弄されるようになりました。

結局、自分から別れを切り出したにもかかわらず、福岡へ旅立つ山本を追いかけ、『私のお嫁さんは山本くんだけなの!』と告白。

山本はその気持ちに応えてハッピーエンドとなりましたが、浮き沈みの激しい彼女のテンションに、見ている方はヒヤヒヤしました」(ドラマライター)

そんな速見の態度に、視聴者からは〝メンヘラ化〟を指摘する声や、呆れる声があがっている。

また、恋愛ドラマにありがちな〝最終回目前に別れる〟〝別れを切り出した直後に復縁〟という展開へのツッコミもあるようだ。

とはいえ、「わたしのお嫁くん」最終回の平均世帯視聴率は6.1%と、前話に比べて1.2ポイントもアップした(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。終わりよければすべてよし、か。

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