日本の投手は不甲斐ない? DeNA・バウアーの大躍動で“中6日制”が問題視

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今季から横浜DeNAベイスターズに加入したトレバー・バウアー投手の活躍により、日本人投手の不甲斐なさに失望が集まっている。

バウアーは、2020年にサイヤング賞を受賞したバリバリの元メジャーリーガー。その経験を日本にも持ち込み、メジャー流の中4日登板で先発ローテーションを回している。

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「メジャーといえば、先発投手は100球を目処に中4日で登板するのが主流。対して日本は中6日が主流であり、メジャーよりも余裕があって生ぬるいと、常々議論の的になっていました。

そんな中、バウアーは日本でもメジャー流の中4日で登板し、疲れを見せずにしっかりと結果を残している。これにより、改めて日本人投手の体力のなさが議論されています」(週刊誌記者)

バウアーは7月6日のヤクルト戦でも、中4日登板で128球完投勝利。疲れなど見せることなく、きちんと結果を残している。

「なんなんやろなバウアーのあのタフさ」

ネット上には、《なんなんやろなバウアーのあのタフさ》《ほんと先発がぬるま湯になり過ぎよ 中6日貰えるなら毎回する必要はないから完投するくらいの気概持っておけと》《今は中継ぎをちょっと連投させただけでもうるさいからな》《中6日でいいけど130球くらいは投げろと》《中6日100球以上投げると壊れるみたいな謎の風潮がいつの間にか出来上がりすぎてたよな メジャーでやってけない奴続出するわけだわ》といった意見が上がっている。

野球ファンも、日本人の体力のなさを疑問視し始めているようだ。

「休みなしで十何連戦することもあるメジャーリーグに対して、日本のプロ野球は基本的に月曜休みと決まっているため、投手のローテーションを中6日で回す方が都合がよく、中4日にするメリットがないとも言われています。

ただ、多くの野球ファンの言うように、中6日ならば100球以上当たり前に投げるような環境でないと、メジャーで通用する投手は生まれないかもしれません…」(同・記者)

メジャーが最終目標である以上、投手の環境については一考の余地がありそうだ。

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