阪神が首位浮上!「延長10回のサヨナラタイムリーが大きい」「流れが変わった」高木豊氏が好調の理由を分析

野球評論家の高木豊氏は4月24日、自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、セ・リーグ首位に立った『阪神タイガース』について分析。好調の要因や、今後セ・リーグで優勝争いをするために必要なことを説いた。

阪神は14日の中日戦から引き分けを挟んで7連勝で首位に浮上。高木氏は、4月18日の巨人戦で佐藤輝明が延長10回、サヨナラタイムリー安打を放ったことが大きかったと語る。

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「あれでみんな、勝ちゲームに対して喜びを表現できたよね」と振り返った高木氏は「ベンチから飛び出して“うわー”っとやった瞬間から流れが変わったな。みんな“よーし勝った”みたいな。背筋が伸びたというかさ」と振り返った。

19日の中日戦では11試合ぶりに3得点以上を記録して「2得点の呪縛を解き放った」と報じられた。高木氏は「ずっとピッチャーが頑張ってたんだよ。やっと歯車が合ってきた」と、投打ともに調子が上がってきたと評価。「これからはなかなか落ちない」と、Aクラスにとどまり続けるだろうとみた。

ただ、高木氏は「あとは西勇輝に勝たさないと」と語る。投手・西は今季3試合に登板して防御率1.69だが未勝利だ。高木氏は「ここらへんを安定的に勝たすようになってくるとAクラスはもう絶対外さない」と強調した。

14日の中日戦では、捕手・梅野隆太郎が2番を打ち、4番に固定されていた大山悠輔が5番に降格した。岡田彰布監督が「キレたかなと思った」と驚いた高木氏だが、結果的に「刺激があったりとか気分転換になって、そういうきっかけを作った」と見立てた。高木氏は「あとはケガだよ」と、負傷離脱なくシーズンを乗り切ることが大事だと語った。

視聴者はコメントで「やっぱりピッチャー陣安定感あるよねー。打てば勝てる」「派手さはないけど、やっぱ今年も強いわ!!!」と、阪神の強さを実感している。

参考:YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』

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