本田圭佑氏が語る教育論「成功するか否かの格差になるんだろうなと」。現代のサッカースクール生から感じ取った変化とは

サッカー選手で起業家の本田圭佑氏は4月11日、自身のYouTubeチャンネルを更新。サッカー指導を通し感じた子どもたちの変化と、親たちに求められることを語った。

本田氏は2012年にサッカースクール『SOLTILO』を立ち上げ、現在全国に48校、海外に6校を開校している。

本田氏は「うちのスクールの子たちも、自分の足でスクールに来てる子が何人いるかっていったらめちゃめちゃ少ないわけですよ。みんな親がついてきてたり……」と嘆く。「僕らが子どものときでは考えられなかったし、教育の常識っていうものも変わりつつあるわけですよ」と説いた。

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具体的には「ものすごく手を加えないと、永久に子どもが家でゲームしてたりiPad見てたり、ほったらかしてたら、もう悪いほうにいっちゃう可能性が大きな環境になってるのは間違いないと思うんですよ」と懸念を示す。「だからほとんどの親がそこに悩んで、“子どもに少しでも有意義な時間を”と言って2個も3個も4個もスクールを習わすわけですよね。特に東京とかそういう都心では。これ、なかったですよね」と、現代の子どもたちの置かれた環境の変化を口にした。

本田氏は今と昔を比較し「僕もスクールなんかやったことなかったし、なかったわけですよ。いい形で子どもに機会を与えるというのはものすごく重要になってきてる」と強調。「そのセンスは、かなり親は問われてると思いますね。そのセンスの差がもう完全に教育の差になってるし、機会の差になってるし、将来のキャリア、成功するか否かの格差になるんだろうなと思ってますね」と、親の方針が子どもに大きな影響を与えると熱弁した。

視聴者は「何に対してもこの熱量本当すごい」「世界史上最も好奇心旺盛なフットボーラー」と、子どもの教育について熱く語る本田氏の姿勢を絶賛している。

参考:YouTubeチャンネル『Keisuke Honda / 本田圭佑』

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