田中みな実『ばらかもん』第1話登場に違和感…原作改変で評判ガタ落ちか

田中みな実 

田中みな実  (C)まいじつ

4月期のドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)への出演により、俳優としての株を上げた田中みな実。

7月12日にスタートした新ドラマ『ばらかもん』(同系)でもレギュラーキャストに抜擢され、第1話に登場した。

だが、こちらは〝ある理由〟から、あまり評判が良くないようだ。

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同作は五島列島を舞台に、都会育ちでプライドの高い青年書道家と島民たちの交流を描いたハートフル〝島〟コメディー。

高名な書道家を父に持つ主人公の半田清舟(杉野遥亮)は、新進気鋭の書道家としてもてはやされてきたが、ある挫折をきっかけに長崎県の五島列島で一人暮らしを始めることになる。

そこで出会った自由奔放な島民たちに翻弄されながらも、時に助けられ、時に励まされ、人として少しずつ成長していく。

「田中の役どころは、看護師のシングルマザー・久保田育江。彼女はメインキャラクター・琴石なる(宮崎莉里沙)の友達の母親で、清舟の〝良き理解者〟でもあります。

第1話ではそれほど見せ場がありませんでしたが、恐らく話が進むにつれて出番も増えてくるのでしょう。『あなたがしてくれなくても』に続き、今回の役どころも田中の俳優としての株を上げてくれそうですね」(ドラマライター)

『ばらかもん』の大幅改変に戸惑い

ただ、視聴者からの評判はいまいち。それは、田中の演技云々の話ではなく、彼女を優遇した〝脚本〟そのものに問題があるようだ。

「『ばらかもん』は、シリーズ累計1000万部を超える同名コミックスが原作です。漫画版の育江はかなりチョイ役で、名字も久保田ではなく、河本でした。

恐らく田中の見せ場を作るために、なるの友達・陽菜(寺田藍月)の母親という設定に変えたのでしょう。

さらに第1話で田中を登場させたいという思惑があったためか、話の進み方も漫画とはだいぶ異なります。

そもそも原作第1話に育江は登場しませんし、清舟も入院しません。そのため原作との時系列がかなりバラバラで、原作漫画を読んだことがある視聴者を混乱させてしまったのです」(同・ライター)

田中に非はないとはいえ、話がずれこんだり、キャラクター設定が変わったりすれば、視聴者のヘイトは溜まっていくばかり。せっかく『あなたがしてくれなくても』で上げた評価を落としかねないだろう。

田中の事務所『フラーム』の先輩・広末涼子が無期限の謹慎処分となった今、彼女は穴埋め要員といわれているが、はたしてこのまま俳優街道を突っ走れるのだろうか…。

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