佐々木朗希の“逃げ投球”にガッカリ! オールスターでスター性のなさを証明

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7月19日に行われたプロ野球オールスターゲーム第1戦で、パ・リーグの先発マウンドに立った千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手が、その投球内容をめぐって議論を呼んでいる。

佐々木はMAX165キロの日本人最速タイを誇り、昨年のオールスターでは、大谷翔平が出したオールスター最速タイを記録。今年は最速更新なるかと、そのスピードに12球団ファンの期待がかかった。

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だが、この日の佐々木は変化球主体のピッチングとなり、計18球のうちストレートは8球のみ。最速は161キロと自己記録に4キロ及ばず、160キロ以上のボールは2球のみだった。

降板後、インタビューでは「ストレートを狙っていると思っていたので、変化球を多めに」とコメント。一方で「ちょっと球場がシラけてましたけど(笑)」と、観客が速球を期待していることへの苦笑いも見せた。

佐々木朗希が変化球主体の投球で賛否

一応、内容的には1回被安打1・無失点の好投となった佐々木だが、やはりファンの多くは速球を期待していた。

そのため《客の求めるものをわかってたはず》《100球越えても164キロ出す投手が161キロとか無いわ》《普段通りのクオリティは出してほしかった 普段より高いチケットなのに》など、期待外れで残念だという声が相次いだ。

しかし一方では、《オールスターって、投手はストレート、打者はフルスウィングでないとダメという風潮だけど、そんなもんいらん》《ストレート勝負なんて、もう古い世代しか求めてないだろ いつまでそんなくだらないことやらせてんのよ》といった反論や擁護も続出している。

「この試合で佐々木の尻拭いをしたのが、球界最年長のソフトバンク・和田毅。軟投派の上、42歳にして全球ストレート勝負を見せ、球場は大きく沸き上がりました。年長者が若造の代わりに働くとは、まさに現代社会の縮図だと言えるでしょう」(週刊誌記者)

登板回避や長期間ローテーションなど、そのプレースタイルが話題になる佐々木。これまでの大投手と色々な面で違っているのは間違いないだろう。

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