佐々木朗希オールスターで手を抜いた? 中4日の登板で理由発覚

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7月19日のプロ野球オールスターゲームにて、千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手は最速記録更新を期待されながら、変化球主体のピッチングを見せた。ファンの失望を招いたこの行動の理由は、後半戦のローテーションから垣間見える。

佐々木は昨年、オールスター最速タイとなる162キロをマークし、今季は前半戦に165キロを連発したため、〝オールスター最速の更新〟に期待がかかっていた。しかし、蓋を開ければ最速は161キロ。十分に速いが、力をセーブしたことは明らかだった。

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このピッチングに、野球ファンからは賛否の声が。そしてこの謎は、後半戦に解けることとなる。

佐々木朗希がオールスターで手を抜いた理由

「5日後の24日、佐々木はオールスターから中4日でソフトバンク戦に先発。プロ入り後、最短の間隔であり、もともと体力面で不安のある佐々木にしては異例のことでした。この事態から察するに、佐々木は後半戦の登板を見据え、オールスターでわざと手を抜き、体力を温存していたのでしょう」(スポーツ紙記者)

この日のソフトバンク戦は、佐々木が得意にしている本拠地・ZOZOマリンスタジアムでの開催だった。通常通り中6日のローテーションでは、ベルーナドームでの西武戦だったため、球場との相性も考慮した結果なのだろう。

だがどうだろう。これは、オールスターでの記録を楽しみにしたファンへの背信行為ではないか。

「162キロの記録を持っているのは大谷翔平ですから、これを更新すると〝大谷超えの大記録〟と盛り上がったのは確実。野球ファンなら、みな喜んだところでしょう」(同・記者)

若くして完全試合を達成した令和の怪物だが、まだ課題も残っているようだ。

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