人気VTuber&ストリーマーの『GTA』が大荒れ…コメント欄“ライン越え”の嵐で苦言

人気VTuber&ストリーマーの『GTA』が大荒れ…コメント欄“ライン越え”の嵐で苦言

人気VTuber&ストリーマーの『GTA』が大荒れ…コメント欄“ライン越え”の嵐で苦言 (C)PIXTA

7月18日より開催されているストリーマーイベント『VCR GTA』(スト鯖GTA)が、界隈を騒がせている。

連日、数十万人の視聴者が各配信に訪れているが、その中には“エンタメ”を理解できない視聴者も多く、コメント欄が大荒れ状態に。暴言や誹謗中傷にまで発展する事態になってしまった。

警察とギャングに分かれてファンが対立

「スト鯖GTA」とは、『VAULTROOM』と『Crazy Raccoon』(CR)が主催する期間限定イベント。総勢100名以上の配信者が、同じ『Grand Theft Auto V』(GTA5)の専用サーバーにログインし、交流を深める企画だ。

参加者には“StylishNoob”こと関優太やSHAKAを始めとした人気ストリーマーが勢ぞろいしているほか、『にじさんじ』や『ぶいすぽっ!』、『ホロライブ』の大手VTuberたちも名を連ねている。

「ゲーム内には警察や救急隊などの役職が用意されているほか、『GTA』らしく、ギャング活動を行うことも推奨されています。街のあちこちで事件が起こるなか、配信者たちが即興で撮れ高を作るのが見どころです。ある意味、ストリーマー専用のメタバースとも言えるでしょう。

サーバー内では事件を起こすギャングサイドと、治安を守る警察サイドの対立がメインコンテンツ。本人たちはロールプレイに徹していますが、それを見た配信者のファンがヒートアップして相手を批判するのがお決まりの流れとなっています。

とくにギャングの犯行を阻止する警察へのヘイトが高まっており、《邪魔だ》《面白くない》といったコメントが飛び交っていますね」(配信ウォッチャー)

ルール改変でさらなる地獄絵図へ…

あまりにコメント欄が荒れてしまうことから、配信者たちが苦言を呈する事態へ。ギャング側のだるまいずごっどは、配信内で「一部の分かってない人たち」が警察側を批判していることを指摘した。

同じくギャング側の葛葉が「この話を表でしなきゃいけないくらい警察がかわいそうな状況になってる」と語る一方、警察側の叶は「ゲームの部分はすごい楽しんでる本人も僕らは」「余計なものにその楽しんでるのを、ちょっと邪魔されてるのがやっぱ嫌だよね」と本音を吐露している。

そして7月25日には、サーバーのアップデートによって、ギャングたちが縄張りで稼げる“みかじめ料”の金額が5倍に増額されることに。その影響から警察相手ではなくギャング集団同士の抗争が目立つようになり、コメント欄の荒れ具合がさらに激化した。

「だるまいずごっどさんや葛葉さんのギャング集団『GOD FAMILY』が、ボドカさん率いる『riddle』と激突した際には、お互いのリスナーが相手のコメント欄を荒らしていました。

とくに『GOD FAMILY』は10万人を軽く超える同時接続者数の人気チームなので、まさに地獄絵図でしたね」(同)

前のめりになったリスナーが大暴れしている「スト鯖GTA」。そもそもストリーマー界隈は民度が低いと言われているので、仕方がないのかもしれないが…。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

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