ハライチの“ゴリ押し”にそろそろウンザリ…フジテレビが猛プッシュする理由

ハライチ 

ハライチ 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

「2人は事務所の力で今の立場になっただけ」

芸能記者がこう語るのは、現在フジテレビ系お昼の番組『ぽかぽか』でMCを務めている『ハライチ』の2人のことだ。

「ハライチが売れているのは確かですが、これまでにこれといった成果は残していない。彼らがブレークしたのは2008年。当時流行していたショートネタブームに乗っかり、結成わずか2年で地上波ゴールデンの常連となった。翌年には『キャンパスナイトフジ』(フジテレビ系)のレギュラーに就任し、『ピカルの定理』(同系)、中山秀征MCの『DON!』(日本テレビ系)など、レギュラーをさらに増やしていきました」

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しかし、これは実力で勝ち取ったのではなく、中山のバーターや、事務所とフジテレビのコネで獲った仕事でしかないというのだ。

「ハライチが所属するナベプロの社長は、フジテレビ元エースPの妻で、フジとナベプロは蜜月関係と言われています。『ネプリーグ』がゴールデンに居座り、中山が『ウチくる!?』を何十年もやっていたように、フジのバラエティーには〝ナベプロ枠〟がある。

『ぽかぽか』や『なりゆき街道旅』など、ハライチが重用されているのもこのためであり、いわば2人は事務所の力で今の立場にしてもらったわけです。競争激しい吉本ならば、とっくに世代交代で埋もれていたでしょう。そもそもナベプロ内での地位を高めたのも、同世代で目ぼしいライバルがいなかっただけ。中堅がスカスカですからね」

実績が全然ないのに大御所路線?

そしてまた、フジテレビでハライチ主体の番組が今秋からスタートする。

「ハライチと『オードリー』がMCを務める新番組『オドオド×ハラハラ』が、10月から木曜夜8時枠でスタートします。昼の看板帯番組で惨敗しているMCにゴールデンタイムの番組を任せるのですから、癒着と言われても仕方がない」

当然、こうしたタレント起用は世間に響かず、ナベプロのゴリ押しで終わってしまう危険性を秘めている。

「『ぽかぽか』の視聴率は爆死中で、6月19日放送は関東地区で世帯視聴率1.7%、個人0.9%(ビデオリサーチ調べ)。29日放送の『ぽかぽかゴールデン』も、平均世帯視聴率3.5%に終わっています。

そもそも視聴者需要がないハライチをこれだけ推すナベプロは、次世代のネプチューンのような存在にしたいのかもしれません」

お笑い界の世代交代が進む昨今。本格的に〝ハライチのターン〟が来るかもしれない。

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