滝沢秀明　画／彩賀ゆう　 （C）まいじつ

今年3月に『TOBE』を設立した滝沢秀明氏。一時は辞めたジャニーズアイドルを救済する救世主として崇められていたが、運営方針が影響し、今では悪者扱いされている。

「TOBE」に元『V6』の三宅健や、元『King ＆ Prince』平野紫耀と神宮寺勇太が加入。他にも元ジャニーズJr.グループ『IMPACTors』が『IMP.』に改名して所属し、古巣のジャニーズ事務所を喰う勢いで勢力を拡大中だ。

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「そんな『TOBE』ですが、元ジャニーズアイドルが集まっているため、現役ジャニーズのファンからは批判され始めています。『IMPACTors』をはじめ、引き抜きにも見える移籍が敵視される理由の一つのようです。

滝沢氏はジャニーズ事務所を退所する際に、引き抜きはしないという約束を交わしたと言われています。ルール違反や、現役ジャニーズがいつ引き抜かれるか分からない状況を作り出したことで、反感を買っているのです」（芸能ライター）

タッキーのファンへの対応も原因に…

また、滝沢氏が敵視されるのは引き抜き疑惑だけではなく、平野と神宮寺が加入時にしていた匂わせも要因となっている。

「平野と神宮寺の2人が『TOBE』に合流を発表した生配信の際、グループの脱退会見時と同じような衣装を着用し、在籍時のメンバーカラーと同じ花束をもって登場しました。

新たな門出を祝う場で、元所属グループを匂わせる演出は恐らく滝沢氏の発案でしょう。しかし、現役の『King ＆ Prince』ファンを敵に回してしまいました。一部では平野と神宮寺を〝救った〟と崇められている滝沢氏ですが、もう一方で古巣に喧嘩を売っていると捉える人も多いのです」（同・ライター）

現役ジャニオタから、滝沢氏は「ジャニーズ事務所を崩壊に導いた」A級戦犯として叩かれている。そのうえ、匂わせや引き抜き疑惑もあり、某巨大ネット掲示板のアンチスレは彼への暴言があふれている。

「滝沢氏には、『TOBE』に期待するファンからも疑問の声が上がっています。7月31日のTikTok生配信で、楽曲などの再生回数を稼ぐ手段として〝寝ている間にエンドレスでリピート再生〟や〝家族全員の携帯使用〟といった推し活を推奨していましたからね」（同・ライター）

ジャニーズとTOBEのファンが分かり合える日は来るのか。