アジフライ定食1600円は高い?『大戸屋』期間限定メニューに賛否「贅沢品なのか…」

(C)Nishihama / Shutterstock 

大戸屋が8月11日から、1万食限定で「大判アジフライ定食」を販売。1590円という大胆な価格が注目を集めている。

定食には済州島海域でとれた、20センチの特大な真アジを使用。肉厚でふんわりとしたアジフライが楽しめるようだ。

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一方で、定食価格1590円、単品価格1500円(どちらも税込)と決して安くない価格設定に、戸惑いを感じる人も多い。

「大戸屋はここ最近、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言などもあり、客足が急速に悪化しました。

2022年に男性客呼び戻しのため、初めてのご飯おかわり自由の『ごはんバー』を導入。ライバルのやよい軒に勝負を挑んだが、売上高の計画は未達に終わっています」(経済アナリスト)

「企業努力で誤魔化されていた部分が露わになっただけ」

物価高が続き、最近は1000円前後の定食は珍しくない。しかし、アジフライ定食に約1600円払うことに躊躇する人も少なくない。

ネット上には《アジフライって贅沢品なのか…》《しまほっけ定食が1050円なのに、なぜアジフライ定食は1590円もするのだろう》《日本人が貧しくなったって言う人いるけど、企業努力で誤魔化されていた部分が露わになっただけ》《超でかいアジフライが1600円であって、あとは900~1200円ぐらいがスタンダードの値段じゃない?》といった賛否の声が飛び交っている。

「アジフライはここ最近、全国的にブームですからね。創業当初、安さをウリにしていた大戸屋ですが、現在のメニューを見ると、トンテキ定食や、牛のたれ焼き肉重定食は1390円。一部店舗では1790円の限定メニューもあります。

しかし、他のメニューは大体1000円前後なのがほとんど。昔に比べれば値上がりした印象ですが、それでも安さを維持しているといえます」(同)

インフレが進むアメリカの大戸屋では「サバの塩焼き定食」が日本円で約5500円もするという。それにくらべれば日本の価格は良心的ともいえる。

1万食限定ということで、公式サイトには「ご好評につき販売終了店舗多数ございます」というアナウンスが書かれている。

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